初詣や起業時におすすめ!商売繁盛のご神徳がある神社4選<愛知、名古屋編>
「大阪編」「福岡編」に続いて「愛知編」をご紹介します。サーブコープのレンタルオフィス付近にある、「企業の守り神」や「商売繁盛の神」が祀られている神社を、エリア別にご紹介していく連載企画の第三回目。今回は「愛知編」をお届けします。
■豊川稲荷(愛知県豊川市豊川町1)
室町時代の開創以来、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、大岡越前といった英傑、そして庶民からは“商売の神”として篤い信仰を集めてきた「豊川稲荷」。
正式には神社ではなく「豐川閣妙嚴寺」という曹洞宗の寺院ですが、境内に稲穂を荷った状態で白い狐に跨った「豊川吒枳尼天」が鎮守として祀られているため、豊川稲荷と呼ばれ、信仰を呼ぶようになったようです。2月最初の午の日の「初午祭」に、初午詣でをすると五穀豊穣や商売繁盛のご利益があるとされており、現在も商人を中心に大きな賑わいを見せています。
■金(こがね)神社(愛知県名古屋市北区山田町3-25)
“金”と書いて“こがね”と読む、いかにもお金と強い縁を結んでくれそうな「金神社」。御祭神は、恵比須神、大国主命(おおくにぬし)、金山彦神、岐神で、江戸時代の1746年に庶民の福徳円満、商売繁盛、金運招福、街道往来の御神徳と御加護を願って奉祀された由来を持ちます。
立寄りの際にぜひ訪れたいのが、「銭洗い・財布納め所」。ここの“金明神の御神水”で持っている財宝(お金)を洗い清めると、一切の不浄と禍事が取り除かれ、福徳福銭のご利益をいただけるという伝えがあります。
■熱田神宮(愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1番1号)
名古屋市民の心のオアシスとも称される「熱田神宮」は、三種の神器のひとつである草薙神剣をまつり、古来より朝廷、武将の崇敬を集めてきた神社として知られています。
商いのご利益を求める人たちが大挙するのは、毎年1月5日に行われる「初えびす」の日。初えびすで授与される「あきないえびす」「はたらきえびす」のお札や、福をかき寄せ福をすくいあげる「福熊手」「福箕」は、商いでの吉兆開運を招聘する縁起物として、多くの参拝客がそれを手にするために同地を訪れています。
■千代保稲荷神社(岐阜県海津市平田町三郷1980)
名古屋市から車で約1時間、電車だと約2時間の場所にあり、地元民から「おちょぼさん」の愛称で親しまれている「千代保稲荷神社」は、小規模ながらも東海三県を中心に全国から年間約200万人もの参拝客が訪れる商売繁盛のご利益がある神社です。
「千代保稲荷神社」の面白いところは、境内のあちらこちらに参拝客たちの“名刺”が挟められているところ(お稲荷様口にも名刺が挟まれる)。そのルーツは定かとされていないようですが、参拝客がこぞってビジネスパーソンの必携品である名刺を“奉納”しているわけですから、「おちょぼさん」の強い求心力や、そのご神徳が窺いしれます。皆さんも、同地を訪れた際には、そんな願掛けに倣ってみるのはいかがでしょうか?
今回ご紹介した以外にも、愛知県には商売繁盛の神が祀られている神社はたくさんありますので、オフィスの近隣で探してみるのもよいかもしれません。
また最後にご紹介した千代保稲荷神社は、お隣の岐阜県の神社ですが、商売繁盛の神社として全国から信仰を集めているスポットなのであれば、地元でなくとも現地まで足を伸ばすのもひとつの手といえます。
信仰がすべてではありませんが、せっかく自分の城を手に入れたとすれば、できることはすべてしておくにこしたことはないですよね。
※参照元
豊川稲荷
https://toyokawainari.jp/
金(こがね)神社
https://www.tenman.jp/
熱田神宮
https://www.atsutajingu.or.jp/jingu/
千代保稲荷神社
https://www.city.kaizu.lg.jp/sightseeing-event/historic-landmark/ochobo.html