サーブコープからタイラー基金へ総計約1,280万円の寄付―東北地方太平洋沖地震の被災地の子どもたちをサポートしています!
以前に当ブログでもご紹介しましたが、サーブコープでは世界各国で地域に密着した社会貢献活動を行っており、日本ではNPO法人である「タイラー基金」を継続的にサポートしています。これを通じて、がんと闘う子どもたちとその家族を勇気づける活動に取り組んでいます。
(サーブコープとタイラー基金については、こちらのブログ記事も合わせてお読みください。)
サーブコープはこのタイラー基金で実施されている数あるプログラムの中でも特に、「シャイン・オン!ビーズ・オブ・カレッジ」というプログラムを積極的に支援し続けています。このプログラムは、小児がんの子どもたちにカラフルなビーズを贈ることで子どもたちを勇気づけ、精神的なサポートをすることを目的としています。
さらに現在は3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災した子どもたちを勇気づける「シャイン・オン!東北の子どもたちサポート・プログラム」の支援活動にも参加しています。今回はこのプログラムにおけるサーブコープの活動について、オフィスで開催したチャリティイベントの報告なども含めご紹介したいと思います。
シャイン・オン!ビーズ・オブ・カレッジ・プログラム
このプログラムでは、病院で治療生活を続ける子どもたちに勇気や希望を象徴するカラフルなビーズを贈ることで子どもたちを勇気づける活動を行っています。一つ一つに意味がこもったビーズを受け取ることにより、子どもたちは闘病体験を意義あるものとして認識できるようになるため、精神的苦痛を減らすことができるとして専門家からも高い評価を受けています。サーブコープではこのプログラムが日本で導入された当初から支援活動に励んでおり、ビーズの1つとして、サーブコープオリジナルのビーズも製作され、子どもたち一人ひとりに届けられるようになっています。オリジナルビーズは折鶴の形で、子どもたちが早く元気になるようにという願いが込められています。
シャイン・オン!東北の子どもたちサポート・プログラム
上記やその他のプログラムと共に、現在タイラー基金では「シャイン・オン!東北の子どもたちサポート・プログラム」というプログラムが実行されています。これは、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災した子どもたちを勇気付けることを目的としたもので、被災地の病院に入院していた小児がんの子どもたちとそのご家族のみならず、震災によって心に傷を負った子どもたちを精神面・物資面で支援する活動を行っています。
このプログラムの一部として、シャイン・オン!ビーズ・オブ・カレッジ・プログラムのビーズ「ストランズ・オブ・ストレングス」を被災地へ贈る活動が行われています。ビーズは被災地以外の地域の学校の子どもたちから被災した子どもたちへ、手作りの贈り物として届けられ、普段の生活に戻ろうとしている子供たちを元気づける役割を果たしています。
タイラー基金への寄付金贈呈式
先日9月2日、サーブコープジャパンはタイラー基金へ第4回目となる寄付をし、サーブコープ丸の内トラストタワー本館にて寄付金贈呈式を行いました。サーブコープは約4年前から継続的にタイラー基金を支援しており、これまでの寄付金総額は1,280万円に達します。式にはタイラー基金の理事長であるキンバリー・フォーサイス氏をはじめとしたタイラー基金のチームメンバー、そしてサーブコープの社員が参加し、寄付を祝うとともに、タイラー基金のスタッフの方からのストーリーを聞くことができました。実際に東北地方に支援活動に出向き子どもたちのセラピーに携わったお話や、小児がんのお子様を持つご家族の方から「ビーズのおかげでわが子の生き生きした姿が見られるようになった」と抱擁を受けたというお話を聞くことができ、サーブコープのお客様や社員による募金活動が、タイラー基金の活動を通して大きな社会貢献となっていることを実感する素晴らしい機会となりました。
サーブコープではこうしたサポートを継続的に実施するために、オフィス各拠点に募金箱を設置しているほか、拠点ごとに工夫を凝らしたチャリティイベントを開催することを通じてお客様から寄付金を募っています。また、社員自身も常に積極的に募金活動に取り組んでいます。次回の記事では、8月中に各拠点で行われたタイラー基金のためのチャリティイベントの様子を一部ご紹介していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!
(ライター: 平井)