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通勤電車のリスク回避対策! ニューノーマル時代の交通手段とは?

    2020年は「3密」という言葉が誕生し、新型コロナウイルスの感染リスクを回避するための新しい生活様式が求められるようになりました。特にこれまで満員電車を利用していた人のなかには、出社時間をずらしたり、別の移動手段を検討し始めたりする人も少なくないのでは。本記事では、電車通勤に代わるニューノーマル時代の交通手段3タイプをご紹介します。

    自転車

    自転車通勤ビギナーにおすすめ|クロスバイク

    感染リスクを防ぎながら運動不足の解消にもなるのが、自転車での通勤です。特にこれから自転車通勤を始めようと考えている人には、クロスバイクがおすすめです。

    クロスバイクとは、ロードバイクとマウンテンバイクのいいとこ取りをした自転車で、街乗りに適したスポーツタイプ。時速20~25kmのスピーディーな走行が可能なのにロードバイクのように前傾姿勢を取らなくていい設計で、長時間走っても疲れにくいのが特長です。ただ長距離には不向きだと言われているので、ちょうどいいのは5km程度の通勤圏。価格帯は平均5〜10万円と比較的リーズナブルなものが多いので、ビギナーにも手が出しやすくおすすめです。

    150kmの長距離も楽々|電動アシスト自転車

    自転車通勤を毎日続けるのは体力面が不安……という人は、電動アシスト自転車の導入を検討してはいかがでしょう。搭載されたバッテリーがペダルを漕ぐ力をサポートしてくれるため、体力に自信がない人でも無理なく走れます。

    オランダの気鋭デザイナーによる「VanMoof」は、電動自転車に見えないスマートさが魅力。最高時速は24km、4時間のフル充電で最長150kmも走行するので、立派に電車の代わりなってくれそうです。大音量の盗難防止アラームや追跡システムが搭載されているのでセキュリティも安心。アプリと連動すればシフトをカスタマイズでき、アプリをアップグレードすれば機能も変化していくという優れものです。

    VanMoof S3・X3
    250,000円(税込)
    公式サイト: https://www.vanmoof.com/ja-JP

    必要なときだけ利用できる|シェアサイクル

    ここ数年、街中でよく見かけるようになったシェアサイクル。その名のとおり自転車をみんなでシェア(共有)するサービスですが、必要なときだけ乗れる使い勝手の良さから、通勤に利用する人も増えているとか。

    「LUUP」は、2020年5月にスタートしたばかりの小型電動アシスト自転車のシェアサイクルサービス。現在は東京渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区で利用することができます。料金は初乗り10分100円で、そのほか定額パックも用意されています。小型とはいえ電動アシスト機能を搭載しているので、坂道や狭い道が多い都会の街中もスムーズに走行可能。

    2014年にドコモ・バイクシェアがスタートして以来、サービスの多様化を見せるシェアサイクル。各社のサービス内容を比較して、自分の通勤スタイルにあったものを利用してみてはいかがでしょうか。

    LUUP
    公式サイト: https://luup.sc

    ドコモ・バイクシェア
    公式サイト: https://docomo-cycle.jp

    マイカーを持たない方の車通勤をアシスト|レンタカーサービス

    マイカーがないため車通勤を諦めていたという人は、レンタカーサービスを利用する手もあります。レンタカー大手が、通勤向けの格安プランを提供。トヨタレンタカーから登場した「通勤アシストレンタカー」は、15時〜翌朝10時まで料金が割安になるプランで、会社からの帰宅時に車を借り、翌日出社する足で返却するシステム。基本料金の1,100円で会社と自宅を往復できるため、電車より安く済むケースもありそう。免責補償を加えても2,000〜2,500円で車のレンタルが可能です。

    また、日産のカーシェアリング「NISSAN e-シェアモビ」では、平日定額料金サービスを実施。1回の利用ごとに1,600円の割引が受けられるサービスも用意されているので、各社のサービス内容の違いもチェックしながら使い分けてはいかがでしょう。

    トヨタレンタカー 通勤アシストレンタカー
    公式サイト: https://rent.toyota.co.jp

    日産 NISSAN e-シェアモビ
    公式サイト: https://e-sharemobi.com/

    夢のマイカーで通勤を体験|マイカートライアル

    コロナ禍をきっかけにマイカーの購入を検討している人に便利なサービスが登場しました。IDOMの「マイカー・トライアル」サービスは最短30日間から、車検や保険代込みの月額29,800円でマイカーを持つことが可能。車種は乗り換え放題で、自分のライフスタイルにマッチした車が見つかるまでコンシェルジュが相談に乗ってくれます。3密を回避する手段としてカーライフを体験しながら、購入をじっくり検討することもできそうですね。

    IDOM マイカー・トライアル
    公式サイト: https://trial.norel.jp/

    駐車場があれば出勤も安心|駐車場予約アプリ

    車通勤を始めたいけど、会社近くの駐車場が混んでいて車を停められない…。そんなときに使える駐車場予約アプリが「akippa」です。

    マンションや個人宅、企業などの空いている駐車スペースを借りることができるサービスで、検索や予約はすべてスマホで完了。事前に駐車場を確保できるため、探す時間や労力を節約できます。全国にある36,000箇所から探すことができ、利用も15分から可能。料金は貸し主が決めるため場所により異なりますが、15分で60円、1日でも数百円と、一般的な駐車サービスよりも格安です。

    東京・千代田区では今年2〜3月の通勤(通学)を目的とした利用が約2倍になったといい、今後も3密回避の状況が続けば、車通勤を希望する人には心強いサービスになりそうです。

    akippa
    公式サイト: https://www.akippa.com

    次世代モビリティ 

    ここ数年、新たな交通手段として注目されているのが電動キックボードです。キックボードというと子どものおもちゃというイメージがあるかもしれませんが、海外では電動キックボードのシェアサービスが広がり、大人の通勤に利用されるケースも増えています。法律が障壁となる日本ではサービス開始に踏み切れませんでしたが、公道を走れる新モビリティが続々と誕生しているのでご紹介します。

    立ち乗りスタイルの電動バイク|X-SCOOTER LOM

    glafitの「X-SCOOTER LOM」は、高い安全性を誇る立ち乗りスタイルの電動バイク。ヘッドライトや前後左右のウィンカー、後部のブレーキランプ、反射板など安全を確保するためのパーツを搭載し、前輪12インチ、後輪10インチの大経タイヤを装備しているため、デコボコ道などでの転倒リスクを抑えています。

    また、最高速度は時速25km以上とスピーディーな走行が可能。1回の充電で約40km走れるため長距離出勤にも役立ちそうです。アプリと連動させればバッテリーの残量や走行可能距離を表示。電源のON/OFFもスマホで操作でき、鍵のペアリングを行えば、友人や家族と気軽にシェアもできるそう。

    X-SCOOTER LOM
    122,000円(税込)
    公式サイト: https://glafit.com/products/LOM/

    1回の充電10円で35km走行|ブレイズEVスクーター

     

    BLAZEの「EVスクーター」は、原動付自転車とキックボードのいいとこ取りをしたモビリティ。ハンドルや座席の高さが調節でき、立っても座っても運転が可能です。動力源は100%電気なので家庭用コンセントからの充電が可能。ガソリンやエンジンオイルは一切不要で、排気ガスも出さないというエコで未来志向の乗り物です。

    1回の電気代は約10円と低コストですが、走行距離は約35kmと費用対効果も抜群。また、折りたたみ式で駐車の幅をとらず、車体にはローラーが付属しているため持ち運びにも便利です。

    BLAZE EVスクーター
    149,600円(税込)
    公式サイト: https://portal.blaze-inc.co.jp/evscooter/

    感染リスク回避のためにはもちろん、電車が使えない緊急時に備えて、電車以外の交通手段を確保しておくことは有効です。今回ご紹介した「自転車」「車」「新モビリティ」の3タイプを参考に、ご自分の通勤スタイルにあった移動手段を探してみてはいかがでしょうか?

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