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2027年、リニア中央新幹線開業!名古屋が新たなビジネス拠点として注目を集める理由とは?

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愛知県の産業と聞いてまず浮かぶのはトヨタ自動車などの自動車産業ではないでしょうか。そのほかにも、コメ兵やCoCo壱番屋、ヴィレッジヴァンガードなどユニークな戦略で成長を続けている愛知県発の企業が多くあります。特に名古屋駅周辺は、大企業も集中している経済基盤の強いエリアです。今回は、なぜ名古屋が新たなビジネス拠点として注目を集めているのか、その理由を探ります。

リニア開業で、名古屋は日本列島の中心になる?!

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名古屋は、東海道新幹線のぞみに乗れば、東京から100分ほど。また、新大阪まで約50分と、まさに東京・大阪間の中間地点と言えます。2027年にリニア中央新幹線が開通すると、東京(品川)からはなんと約40分で到着。さらに、2045年には名古屋・大阪間も開業予定で、ルートによっては20分程度で行き来ができるようになります。名古屋市では、リニア中央新幹線開業に向けて、名古屋駅を「スーパーターミナル」と銘打ち、新たなまちづくり構想をすでに始めています。この構想では行政と民間が一丸となって、構想の実現に向けて連携・協働することが挙げられており、名古屋の活性化、国際化が期待できます。

交通の便がよくなると、名古屋はますます物流が盛んになり、雇用も生まれ、人口が増加します。もちろん、地価上昇も期待できることから、名古屋はキャピタルゲインが狙える都市になるかもしれません。

名古屋ビジネス地区のエリア事情とは?

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ここ数年、名古屋駅周辺は大規模ビルの開業ラッシュを迎えています。2015年11月には「JPタワー名古屋」、2016年3月は「大名古屋ビルヂング」、2017年春にも「JRゲートタワー」、「シンフォニー豊田ビル」開業と続きます。2015年12月時点の名古屋ビジネス地区の平均空室率は、7.34%。新規供給が続き、周辺ビルは解約の影響が大きかったものの、移転が多く見られたことが原因で、平均空室率が2014年12月と比べて低下しました。平均賃料は坪単価で10,794円。東京(17,692円)や大阪(11,114円)に比べると安く、注目すべきエリアと言えそうです。賃貸マンションも同様で、「新築で駅から徒歩5分」という好条件の物件も見つけやすく、東京の半値近い価格帯の物件も多いと言います。家賃相場は5~7万円なのも、うれしいところ。今後、東京や大阪からの移住も増えるかもしれません。

クリエイティブな事業こそ、名古屋をビジネスの拠点に

2027年に向けて、大規模なまちづくりをしようとしている名古屋。現在の名古屋の弱みは、オフィスワーカーのボリュームと、魅力的なまちづくりを担うクリエイティブな人材の少なさです。例えば、2009年の総務省「経済センサス-基礎調査」によると、ソフトウェア業の従事者は5.03%と他のビジネスエリアの平均3.46%を大きく上回るのに対して、デザイン業の従事者は0.15%、建築設計業の従事者は0.84%、法律事務所の従事者0.31%といずれも平均を下回っています。クリエイティブな事業を起業しようと考えている方は、これからの名古屋が狙い目かもしれません。

拠点紹介

名古屋ルーセントタワー拠点

名古屋駅直結の高級オフィスビル・最上階

住所
愛知県名古屋市西区牛島町6-1 名古屋ルーセントタワー40階
電話番号
052-569-1500
アクセス
JR名古屋駅より徒歩5分
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拠点紹介

名古屋日興證券ビル拠点

名古屋のビジネスの中枢・栄の中心地に位置するオフィスビル

住所
愛知県名古屋市中区栄3-2-3 名古屋日興證券ビル4階
電話番号
052-269-8200
アクセス
地下鉄 栄駅より徒歩7分
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