バイリンガル秘書おすすめ!ビジネス英語のワンフレーズ 会話編~打ち合わせ内容をリマインドする~
みなさん、こんにちは。日本橋ワカ末ビル拠点の秘書、Yukiです。
業務を円滑に進めるためには正確な情報共有が鉄則ですが、今回はクライアント、上司、同僚に対して「既に話し合った内容」や、「前回の打ち合わせで決まったこと」を再確認したい時に使いたい“リマインド”フレーズをご紹介。より丁寧な表現が求められるビジネス英語で知っておきたい「クッション言葉」も、何パターンかレクチャーします。
「以前話し合ったことを思い出してもらいたい時」に使いたい、英語のワンフレーズ
“Following our discussion the other day,~”
議論の進み具合を確認したり、重要なポイントを念押ししたい時に使いたいのが、”Following our discussion”という慣用句。ビジネス英語では使用頻度が高いフレーズの一つで、ミーティングなどで自分から会話を切り出したい時や、相手に送るメールの書き出し文としても使えます。そんな便利なワンフレーズが、こちら。
(先日お話ししました通り/先日の話し合いにあったように)
たとえば、上司との会話シーンで、以下のように使います。
Following our discussion the other day, I have revised our presentation.
(先日お話しました通り、プレゼン資料を修正しました)
使用する場面によっては「discussion(議論・話し合い)」ではなく、よりカジュアルな「conversation(会話)」に置き換えてもOKです。
クッション言葉を使って好印象!積極的に意見しよう
欧米では、会議やミーティングで個々の積極性が重視されます。協調性を大事にしすぎて何も発言しないと、マイナスイメージを与えてしまうこともあります。今回ご紹介したフレーズ“Following our discussion the other day,~”を使いながら、積極的に質問、意見する姿勢を取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、何でもストレートに発言するように思われる欧米ですが、日本語同様、「クッション言葉」が存在します。
I see your points, but~
(おっしゃることはわかりますが~)
With all due respect,~
(もっともですが/お言葉ですが)
よく、“In my opinion~(私は~と考えますが)”や“I think~(私は~だと思います)”とストレートな表現で切り出す方がいますが、上記に紹介したようなクッション言葉を添えた方が、相手への印象が良くなります。
同じように何かをお願いする時も、“Please~”ではなく、“Would you mind to~”や“Could you kindly~”といった丁寧語を使った方がビジネスの場では好まれるのでおすすめです。
動画を見て、発音してみよう!
プロフィール
Yuki秘書(サーブコープ拠点名/日本橋ワカ末ビル)
【略歴】
高校時代までは日本で過ごし、卒業後に渡英。イギリスの大学でホスピタリティーマネジメントを専攻しました。大学卒業後はロンドンにあるホテルでレセプショニストとして勤務し、帰国後サーブコープに入社しました。サーブコープでの秘書歴は7ヶ月です。
【話せる言語は?】
日本語、英語
【海外経験】
大学4年間をイギリスオックスフォードで過ごし、1年間ロンドンのホテルに勤務していました。
【外国語ができて良かった!と感じたエピソードは?】
いろいろなバックグラウンドを持った方々と話ができることです。育つ環境が違えば考え方も異なるので、意見交換や雑談ができると、自分の視野が広がり、英語が話せて良かったなと実感します。
【なまりや業界特有の言い回しなど、言語にまつわるちょっとした裏話があれば】
イギリスでは「Lovely」という単語をよく使います。直訳すると「美しい、かわいらしい」という意味ですが、イギリスでは「Thank you」、「Sure」や「OK」という意味合いで、何にでも「Lovely」を使います。また、イギリスでは「cup of tea」を「cuppa」 と言います。紅茶が大好きなイギリス人には必須の表現です。
【ビジネスで英語を使う際のコツとは?】
英語で何かを発言する際には、沈黙を恐れずに、一度伝えたいことを頭で整理してから口に出すようにしますと、伝えたいことを混乱せずに伝えられると思います。あとは、「伝えたい」という気持ちを前面に出すことが大切だと思います。
【サーブコープで印象に残っている、英語を使った案件とその理由は?】
英語が第一言語でない方と英語で会話をする際、会話がスムーズに進まないことがあります。相手に伝わるまで同じフレーズを繰り返すよりも、別の言い回しや別の単語を使って話すと会話がスムーズに進むことを学びました。やはり、「伝えたい」という気持ちを込めて丁寧にお話しすることで、相手にも伝わると思います。