地方展開の要となる拠点、出張や面談時のサテライトオフィスなど、フレキシブルに活用
企業にとって地方支社を開設するメリットは、地域特性の理解や現地採用など、お客様との距離感を縮められる点でしょう。
今回お話を伺ったOPTIS Japan株式会社は、主に自動車関連企業に向けて光学解析ソフトを販売したり、コンサルティングを行ったりしています。本社は東京・丸ノ内ですが、新たなビジネス拠点として、サーブコープの名古屋ルーセントタワー拠点に名古屋支社を開設されました。なぜ地方支社のオフィスとしてサーブコープのレンタルオフィスを選んだのか、その理由と利点をOPTIS Japan株式会社代表の芳村貴正様に伺います。
自動車関連の会社が多い名古屋に拠点を設け、ビジネスを加速する礎に
事業内容についてお聞かせください。
OPTIS社はフランスに本社を構える、光学分野、音響分野の解析ソフトウェアの販売とコンサルティングを行う会社です。弊社の解析ソフトは、バーチャルリアリティーのようにレンダリング(3次元画像を生成)し、実物のような映像を作ることができます。
弊社の解析ソフトは、例えば、車の内装デザインといったシーンで活用されています。試作品を作る場合は5,000万円ほどの予算が必要ですが、解析ソフトを使えば、試作品を作らずに実際の様子を予測設計できます。また、試作品を作って実際に目で見て判断となると、試作品を作る期間だけでなく、そこから手直しとさらに時間がかかります。しかし、解析ソフトを利用することで、早い段階でデザインを見極められます。
コンピューターグラフィックスだと実際の見栄えが表現しづらいという問題がありますが、弊社のソフトは光学なので、物理的に正しく表現ができます。例えば、チープな素材はチープなりに、高級な素材は高級なりに、ちゃんと見栄えがわかるので、ここ5年ほどで日本の自動車メーカー全社で使われるようになりました。
名古屋に支社を開設したご理由とは?
トヨタがある愛知県のお客様のニーズが非常に多くなってきた時に、名古屋在住の人を雇うことになりました。それならば、名古屋に拠点を設けた方がビジネスを加速できるのではないかと考えて、支社を開設することとなりました。現在、営業1名とエンジニア1名の合計2名が名古屋支社に常駐しています。
地方拠点の今後の活用予定は?
今までは、東京本社から日本各地のお客様とお仕事してきました。しかし、それでは地方のお客様の元に行ける回数が必然的に減ってしまいます。お客様との距離を縮めるために名古屋支社を開設しましたが、現在では大阪支社の開設も検討中です。大阪に拠点を置くことで、お客様により多く接することができるし、地元の人を雇えば地元の言葉でお客様と話すことができます。
地方の場合、標準語の人が来ても、距離感ができてしまいます。弊社の社員とお客様が快適に接してもらいたいという想いもあって、地方拠点を活用したいと考えています。
名古屋ルーセントタワー拠点を選んだ理由は?
圧倒的な環境の良さでしょうか。オフィス見学時に最初に見せてもらった部屋が最上階の角部屋で、こんな素晴らしい環境はなかなかないと思いましたね。他のレンタルオフィスも全部見学したのですが、オフィスというよりは単なるスペースという感じで、そういった環境で働くのは辛いと感じました。サーブコープは環境も良いし、デザインも良いし、スタッフ対応も群を抜いて良かったです。なかでも決め手は、スタッフのみなさん。きちんと教育されていて、話しやすいし、明るい雰囲気で非常に印象が良かったのです。
お仕事柄、オフィスの高級感やデザインは重要ですね。
そうですね。デザインに対して妥協はできません。弊社が扱う製品は大変高価なため、お客様からは、サービス・スタッフ・オフィスに至るまで、すべてに高いクオリティを求められます。オフィスでいうと、環境・デザイン・人の3つが揃う場所。社員は環境によって育てられる部分もあるので、良い環境のオフィスで仕事をしてもらって、さらにお客様を呼んでも恥ずかしくないというレベルが必要だったのです。
出張や個別面談で、さらに他拠点も使えることがサーブコープ利用の大きなメリット
賃貸オフィスではなく、レンタルオフィスを選んだ理由は?
支社を立ち上げる際、採用人数や、名古屋での事業展開の成功など、読めない部分が多かったので、賃貸オフィスという選択肢は考えていませんでした。セクレタリーなど人を雇って教育しなければいけないことを踏まえ、レンタルオフィスが最適だと考えていました。
そもそも、賃貸オフィスの場合は、立ち上げの際に、内装、契約などものすごく手間がかかります。サーブコープのレンタルオフィスであれば契約したその日から高級感のあるオフィスを使えるし、他の拠点を使えるのも非常に便利ですね。私は大阪出張の際、大阪のオフィスをよく使っています。いつどこの拠点に行ってもキレイで使いやすいので、仕事にも集中できます。
サーブコープのオフィスは、御社社員の方々にもメリットとなっていますか?
もちろんです。まず、掃除の行き届いた清潔で高級なオフィスで仕事ができている点。また、受付ではスタッフの方々が気持ちよく挨拶してくれます。名古屋支社は今、社員2人で仕事をしているので、サーブコープのスタッフの方と時々雑談をすることで、気晴らしになっているのではないでしょうか。
サーブコープのオフィスを契約して良かったと感じる点は?
まず、ビジネス上、名古屋支社があるということで、お客様の信頼感を得られることです。また、サーブコープでは、契約した拠点以外のオフィスもフレキシブルに利用できるので、とてもお得感があります。たとえば出張やセミナーなどで地方に行く際や、本社内で作業しづらい人事評価や個別面談といったシーンで、近くにあるサーブコープ拠点をサテライトオフィスとして活用しています。
サーブコープはどのような企業におすすめだと思いますか?
これからビジネスを立ち上げる企業や、全国規模で販売できる商品がある企業に向いていると思います。サーブコープなら、入居即日からインフラが整った高級なデザインのオフィスで仕事ができますし、スピード感を求める方にぴったりです。環境・人・サービスが高い基準で整ったレンタルオフィスは他にはないので、迷わず安心して契約してほしいですね。
担当Saori秘書より
【サポート歴】
取引先様との商談時にはエスコート及びお茶出しを承っております。
また、名古屋で開催されるセミナー会場の手配、当日のケータリングの手配をお任せ頂いたこともございました。常駐の社員様からは近隣のお店や場所についてリサーチを依頼されたこともございます。
【主なサポート業務】
来客時の対応や社員様不在時の業者の対応。セミナー手配。
【配慮していること・やりがい】
単身赴任の社員様が多いのでコミュニケーションを取り、仕事面では勿論、プライベートでもご不便やお困りのことがないかどうか伺い、必要であればサポートすることを心掛けております。
【OPTIS Japan株式会社様とのエピソードなどあれば教えてください】
東京本社にいらっしゃる営業アシスタント、名古屋で開催されるセミナーの手配を担当されている社員様より遠隔で手配や依頼、現地確認の依頼を受けたことがございます。本社が遠方である為、名古屋まで来社されなくてもサーブコープの秘書を活用し、現地調査からリサーチまで出来るというのは便利だと私自身も感じたことを覚えております。