コミュニケーションツール「Slack」や「チャットワーク」のビジネスシーンにおけるメリットとは?
ビジネスシーンにおけるコミュニケーションツールは電話、Eメールと科学技術の発展に合わせて変化してきました。しかし最近では、スカイプ(マイクロソフトコーポレーション)やチャットワーク(ChatWork株式会社)といったチャット形式のコミュニケーションツールが、IT企業以外にも浸透しつつあります。今後のビジネスシーンに変化をもたらす、現代のコミュニケーションツールについてご紹介します。
リアルタイムにやりとりができるチャットツールのメリット
時間帯やタイミングを考慮しなければいけない電話や、返事のスピード感に欠けるメールのデメリットを解消したようなツール。それが、Slack やChatWorkといったビジネス向けのチャットツールです。
Slack(スラック)
https://slack.com/ ※日本語サイトなし(2016年12月28日時点)
ChatWork(チャットワーク)
https://www.chatwork.com/ja/
これらのツールには以下のような特徴があります。
・インターネット回線を介して、リアルタイムでのやりとりが可能・複数人が同時に意見交換できる、進捗の確認と共有ができる
・宛先や挨拶は不要、用件だけを返信できる
・どんなデバイスでも利用可能、大きく仕様が変わらないことが多い
チャットツールで、自宅にいながらグループ会議も可能に!
グループチャットをいわゆる「会議」の代替として考えると、さらに利用価値は高くなります。
・同じ場所に集まらなくとも会議が進められる(スペースと移動が不要に)・ログがそのまま議事録となり、音声からの文字起こしの必要がない
・途中退出してもログですべての会話が保存されている
チャットツールは誰に向いてる?
前述のようなチャットツールを使うメリットは、たとえば子育て中の在宅ワーカーや、スペース・時間を節約したい個人事業主、不特定の場所で働くノマドワーカーにとってはより明確なメリットとなります。最近では名刺にチャットツールのIDを載せている人もいるほどです。まだまだ浸透していない業界もありますが、効率的にビジネスを進めるために導入する企業・個人は増えていくことでしょう。
簡単で便利なコミュニケーションツールが誕生すると、手間や時間のかかる電話や手紙、本人に会いに行くという行為が“誠実”な印象につながることは少なくありません。効率的で便利なチャットツールは、コミュニケーションのための選択肢のひとつとして追加し、相手の様子をうかがいながら自由に組み合わせてコミュニケーションを取っていくことこそ、ビジネスパーソンのスマートな振る舞いといえます。