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海外と日本、コワーキングスペース利用で重視するメリットの違い

Cost and Benefits日本でも、そして世界でもぞくぞくと増えているコワーキングスペース。以前「最近話題のコワーキングスペース事情とは?」でも紹介したように、場所にとらわれない仕事をしている人々のニーズに合っているようです。ただし、注目されるメリットは、日本と海外では少し違う様子。では一体どのような違いがあるのでしょうか?

日本で重視されているのは「利便性」

日本におけるコワーキングスペース利用者が重視しているのは、次のような点です。

・どこでもいつでも安定した環境で仕事ができる

・自分の持つ仕事のための場所より、便利なサービスがある

パソコン利用のための電源やデスク、プリンター、充実したインターネット環境はもちろんのこと、宿泊施設やフードサービス、秘書サービスなども充実したコワーキングスペースが増えています。日本においてはこういった「利便性」が特に重視されているといえるでしょう。

海外で重視されているのは「ビジネスチャンス」

海外でももちろんこのような利便性は重視されています。旅行先では安定的なインターネットをできる場所や、仕事をしやすいように空調管理されている場所が貴重である場合もあり、海外を飛び回るフリーランスにはなくてはならない存在でもあるでしょう。

しかしもうひとつ、海外のコワーキングスペース利用者たちに注目されているポイントがあります。それは、新しい繋がりを作り「ビジネスを生み出す場」としての利用です。

欧州におけるコワーキング・スペースに関するカンファレンス(2010)」にて公開されたアンケートによると、87%の回答者が「オフィス利用者同士で新しいプロジェクト(仕事)が生まれた」と答えています。

コワーキングスペースを個人的な仕事の場と考えるのではなく、そこにやってくる人々との交流の場として位置付けていることがわかります。個人では生まれにくいアイディアも、新たな人々との会話や討論を通じて見出されることは多いものです。

日本でもコワーキングスペースはビジネスチャンスの場になるか?

Jobs Employment Career Occupation Application Concept海外では、利用者たちがもともと「他の利用者と交流する」という目的を持って利用しているため、会話も発展しやすく、ビジネスチャンスも増えていくのでしょう。

日本では「利便性重視」が強く、交流の場としてコワーキングスペースを利用しようとする人々はまだ多いとはいえず、その日にたまたま出会った利用者との間でいきなりビジネスの話に発展することは難しいのが現状といえそうです

そのため、最近では、コワーキングスペースを仕事場として提供するだけでなく、ビジネスを発展させる場として利用してもらおうという動きも始まっています。コワーキングスペースにおけるアイディアの共有や、事業発展を支援しようとする動きです。

長野県での動き/一般財団法人 長野経済研究所
https://www.neri.or.jp/www/contents/1464674759912/index.html

コワーキングスペースの価値は変化する

このように、オフィススペースとしてだけでなく、「ビジネスを発展させる場」としての価値も見出されているコワーキングスペース。最大限に利用することで、あなたのビジネスをもう一歩発展させるチャンスを得られるかもしれません。いつもの仕事場から飛び出して、ぜひコワーキングスペースを体験してみてください。

利便性の高いオフィススペースとビジネスを発展させる場の両方の顔をもつ、サーブコープのコワーキングスペースはこちらから。

 

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