大企業が集う、利便性の高さ、イベントなど――丸の内エリアのビジネス的魅力とは?
多くの名立たる大企業が拠点を置く街、丸の内。歴史も古く、もともと軍の所有地だったこの場所を、明治23年に三菱財閥が引き受けたことから始まります。
それだけに、地域の性質としてもスタイルが確立しているよう思えますが、まだまだ新しい風を吹き込もうとしているエリアでもあるのです。今回はそんな丸の内エリアの魅力についてご説明します。
ビル建設などの再開発が続く丸の内
丸の内にそびえたつ数々のビルディング。歴史的に見て最も古く、そして代表的なビルと言えば、1923年(大正12年)に完成した「丸の内ビル」、通称「丸ビル」です。
1952年(昭和27年)には「新丸ノ内ビルヂング」も完成しました。この跡地に建設されたのが、2007年竣工の「新丸の内ビルディング」です。
丸の内の歴史はビルの歴史と言ってもいいほど、ビルの建設が繰り返されています。丸の内エリアを行き来する人々にとっても、常に「何かの工事が行われている」という印象が強いかもしれません。現在では以下のような工事が進められており、丸の内の再開発に終わりはないように思われます。
<主な工事>
・三菱地所/2018年10月に(仮称)丸の内3-2計画を竣工(詳細はこちら)
・JR東日本、東京駅丸の内駅前広場整備の完成時期を延期 – 2017年冬完成予定(詳細はこちら)
・みずほ銀行前本店ビル解体着手。丸の内1-3計画が始動!(詳細はこちら)
自然やヒトを感じられるイベントもたくさん!
丸の内で注目すべきは建物だけではありません。丸の内で開催されるイベントの多さ、色彩の豊かさも丸の内の魅力のひとつなのです。注目されているイベントをご紹介します。
丸の内イルミネーション2016
今回で15回目となった丸の内イルミネーション。主催は丸の内イルミネーション実行委員会。企画作成は三菱地所プロパティマネジメント株式会社。協力ビルや通りも拡大しています。これだけ明るくとも、エコとクリーンを意識。100日間、にぎやかな街並みを楽しむことができます。詳細はこちら。
大江戸骨董市
有楽町・東京国際フォーラムのほか、原宿・代々木公園ケヤキ並木でも開催されているイベント。日本最大規模のアウトドア骨董市です。出店数はなんと約250店舗。まだまだ人々の関心が骨董から薄れていないようです。詳細はこちら。
青空市場のマルシェ
生産者たちから直接新鮮な野菜や果物などの食べ物を購入できるだけでなく、対話を通じて「食」を学ぶ場にもなるマルシェ。丸の内 行幸マルシェ×青空市場は、東京駅直結の行幸地下通路で毎週金曜日に開催されます。詳細はこちら。
これらのスポンサーは企業、あるいは行政です。丸の内エリアはオフィス街ではあるものの、ビジネスだけに留らず、曜日を問わずに人々が多目的に集まるよう多様なイベントが開催されていると考えられます。その他のイベントは、Marunouchi.com(三菱地所)をご参考ください。
丸の内で個人事業主がビジネスをするには
丸の内エリアには大企業が腰を据えており、中小企業からすれば新規参入は難しい場所…という印象があるかもしれません。利便性の高さに加えて常に開発されているエリアであることを踏まえると、ビジネスにおいて様々なチャンスがある場所であることは間違いありません。
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