公式HP サーブコープブログ知識・ノウハウ【起業家100人に聞いた】人脈を広げるための手段、第1位は「誘われた会合への参加」

【起業家100人に聞いた】人脈を広げるための手段、第1位は「誘われた会合への参加」

networking起業家にとって、人脈は重要な“経営資源”であり、人脈づくりは重要な“先行投資”です。その人脈づくり、具体的に皆さんはどのようにやっているのでしょうか。サーブコープが4月に実施した「起業家100人アンケート」から、人脈づくりの実情を見ていきましょう。

積極的な行動で人脈作りをしている人は少ない!?

07_grh_107_grh_2人脈を広げるために実際にアクションを起こしている人の割合は、54.0%でした。この数字を「多い」と感じるか、「少ない」と感じるかは、意見が分かれるところかもしれません。しかし、具体的にどういった行動を取っているかを見ると、「友人・知人からの興味をもてそうな会合への誘いがあったら参加する」と「取引先の人に紹介してもらう」との回答が上位を占めています。つまり、人脈作りにあたっていわゆる「コネクション」や「つて」を頼りにする割合の方が高く、まったく知らない場所など「ゼロベース」で人脈を広げる方法を実行している人の方が少ないと言えます。

異業種交流の場、起業家同士の交流の場、各種のセミナー、あるいはベンチャーと企業・投資家とのマッチングの場など、現代は多種多様な会合・ミーティングが開かれています。そうした会合・ミーティングの開催に関して、ネットで調べればすぐに情報を得ることができます。その中で、人脈の開拓に能動的に行動するという回答が下位に並んでしまっているのは、やや消極的な印象を受けるかもしれません。

効果がなかったと感じたことはある?

「人脈を広げるために実践したことの中で、『これは効果がなかった』と感じたことはありますか?」という質問に対し、約7割の方が「いいえ」と回答しています。

07_grh_3それでは、「人脈を広げるための方法として効果がなかった」実例にはどのようなものがあるのでしょうか。

人脈を広げたいと思ったときに気をつけたほうがいいポイント

「旧知や以前の会社の人脈では、しがらみが出るので、避けるようにした」(55歳/男性/リース・レンタル)

「子供の父兄同士の会合は、何も効果がなかった」(63歳/男性/卸売・小売業)

「政治団体の集まりに参加したことがあるが、得られるものより失うもののほうが多そうなので、以降、参加していない」(58歳/男性/製造業)

「SNSなどのネット上の交流は、相手の顔や真意がつかみ取りにくいので、仕事に発展したケースはない」(51歳/男性/IT関連業)

また、人脈を広げるための行動を続けている人からは、次のような声が多く聞かれました。

「あまり効果がないことのほうが多いのですが、コツコツやっていると次第に結果が出てきました」(58歳/男性/製造業)「簡単に効果が出るとは思っていない。気長に、地道に、です」(65歳/男性/サービス業)

「効果がなかったと判断するには早すぎる」(52歳/男性/放送業)

人脈作りはすぐに結果は出ず、継続して行うことが重要だということがわかります。何かと結果をすぐに求めてしまう人が多いかもしれませんが、効果があるかどうかの判断を早くしすぎないことも大切です。

人脈作りは受動的アクション、能動的アクション、様々な方法があります。すぐに結果が出ないことも多いため、自分にあった方法を見つけるのは時間が掛かることもあるでしょう。しかし、新たな仕事を得られたり、自分にはない意見を貰えたりと、その先へ繋がる重要な資源となるはずです。起業の成功のためにも、様々な方法を試してみるのも良いかもしれません。

【調査概要】

調査タイトル:お仕事に関するアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2015年4月16日~4月22日
調査対象:全国の起業経験のある男女(Qzoo会員)100名

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