大企業が立ち並ぶ日本橋。個人事業主やフリーランスがオフィスを構える余地はあるのか？

日本橋と言えば、大企業本社などが立ち並ぶビジネスの街。大きな企業がビジネスを展開しているということは、それだけさまざまなニーズも多いということです。日本橋エリアに個人事業主・フリーランスが入る余地について考えてみましょう。

日本橋ってどんな街？

まずは日本橋という街の歴史を追ってみましょう。日本橋は江戸時代から、商業と文化が栄えた街。庶民が生み育てた文化があることが特徴的です。

天災に見舞われた街は幾度も焼野原になりますが、それにも負けず日本橋は復興を繰り返します。震災に強く、そして高さのあるビルが立ち並び、第二次世界大戦後には金融業で賑わいました。商業的には、いわゆる「老舗」もありながら、新しい「百貨店」も立ち並ぶ新旧混合のビジネスが栄える場所となりました。

バブル崩壊後は大手百貨店の閉店などもありましたが、「日本橋再生計画」の名の元に日本橋全体が活気づいています。現在、日本橋には多くの有名企業の本社（約120社）があり、大企業が重きを置いている土地であることが伺えます。以下はその一部です。

アステラス製薬株式会社／ヱスビー食品株式会社／株式会社岡三証券グループ／株式会社オンワードホールディングス／花王株式会社／関東天然瓦斯開発株式会社／株式会社クレハ／株式会社コーセー／日新製糖株式会社／日清紡／野村ホールディングス株式会社／丸三証券株式会社／三井不動産株式会社／エスエス製薬株式会社

前述で紹介した有名企業を見てもわかるように、日本橋は製薬会社が多い街です。その由来は江戸時代にあると言われています。当時、同じ業種のお店がひとところに集まる傾向がありました。「あの場所に行けば必ず○○が手に入る」という共通認識が形成されると自然に人が集まり、商売がしやすいためです。日本橋には薬問屋が集まる区域があり、その名残として日本橋は現在も製薬会社が多いと考えられます。

日本橋のオフィス事情は？

製薬会社や有名企業が多数存在する日本橋に自身の拠点を置きたい場合、まず気になるのは月々の固定費となるオフィス賃料でしょう。日本橋エリアのオフィス賃料の平均相場は、

中央区

• 八重洲・日本橋・京橋エリア…18,573円/坪
• 小伝馬町・人形町・水天宮前・浜町・東日本橋エリア…12,369円/坪
• 八丁堀・茅場町・新川エリア…13,051円/坪

千代田区

• 御茶ノ水・水道橋・飯田橋エリア…12,816円/坪
• 神田・秋葉原・岩本町エリア…13,590円/坪

日本橋に拠点を持つための初期コストを少しでも抑えたい場合は、コワーキングスペースやレンタルオフィスの利用がおすすめです。立地の良い場所にあり、必要な設備も揃っているコワーキングスペースやレンタルオフィスを選ぶことで、すぐにビジネスが始められ、賃貸オフィスを利用するよりも初期コストや労力を抑えられるメリットがあります。

また、フリーランスとして自宅やカフェなどで仕事をするのではなく、コワーキングスペースやレンタルオフィスで仕事をすることで、さまざまなビジネスパーソンとの交流のチャンスが増える可能性も高くなります。ちょっとした会話から、あるいは、ちょっとした面識から仕事につながる例は、どこでも耳にしたことがあるはず。

さらにビジネスチャンスを増やしたい人は、ビジネス交流会にも参加してみましょう。大企業とのコネクションを持つ個人事業主、フリーランスと交流することで、大きなチャンスやヒントを得られる可能性もあります。他のエリアでは見つけにくい、より大きなチャンスを掴むことができるかもしれません。

サーブコープでは、ビジネスへの接点が多いエリアとして日本橋に拠点を構えております。また、お客様同士の交流のきっかけになるよう、社内交流会も行っています。お気軽にお問い合わせを。

日本橋ワカ末ビル拠点

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