起業時のテナント探しにも役立つ!仕事で信頼されるオフィスとは?
オフィス選びには、賃料や広さ、機能といったコストパフォーマンスの視点はもちろん、どういう会社として見られたいかという「企業ブランディング」の観点も必要です。どこにオフィスを構えるかで、会社の信用度に影響する場合もあるからです。今回は企業のイメージアップにつながるオフィス選びのポイントを「エリア」「スペック」「安全性」の視点から考えてみましょう。
イメージアップにつながる①|好印象や安心感を与えるエリアやロケーション
エリア・ロケーション
会社の住所は企業の顔。住所の情報だけで企業イメージが判断される場合もあるので、会社の所在地は慎重に選択する必要があります。
たとえば東京であれば丸の内、大手町や六本木、大阪であれば梅田や大阪駅周辺などに大企業の多くが本社を置いていることもあり、このエリアにオフィスを構えることで、顧客に安心感を与え、信用を得ることにつながります。
また、自分たちのビジネスとエリアの持つイメージがマッチするか、加味してもいいかもしれません。
世界的ブランドの旗艦店が集まる表参道エリアはアパレル企業だけでなく建築・デザインなど高感度でクリエイティブな業種イメージにぴったり。赤坂エリアはTV局や広告代理店などメディア・広告をはじめとする情報通信サービス系が多いという特徴があります。最近では五反田にベンチャー企業が集結し始め、シリコンバレーならぬ「五反田バレー」と呼ばれ、ベンチャー企業の集積地としての勢いが感じられるエリアになっています。
利便性・周辺環境
オフィス選びで特に優先される要素が、利便性でしょう。駅直結や駅近ということはもちろん、複数路線が乗り入れていることは働く人だけではなく、顧客にとっても大きなメリット。営業活動の多い企業にとっては、パフォーマンスにも影響します。さらにオフィスビル周辺の商業施設・飲食店などの環境は、気の利いた手土産や会食のセッティング、仕事後の楽しみなど、ビジネスにかかわる人々にソフト面でのメリットをもたらします。
イメージアップにつながる②|快適な空間や充実したスペック
コスト・賃料
オフィスのロケーション・立地・利便性に加え、面積やビルのグレードで賃料は変わります。賃料を気にしなくていい場合はハイグレードを選べばいいですが、一般的には賃料と物件のコストパフォーマンスを比較して判断するケースがほとんどでしょう。広さやレイアウト、ビルの設備やスペックなど、どうしても譲れない部分と妥協できる部分を整理しておく必要があります。
広さ・レイアウト
エントランスや空間の使い方も企業イメージを左右します。広さがあれば自由なレイアウトやフリースペースを設置でき、開放的な印象を与えられるでしょう。また、快適な空間づくりは社員の活発なコミュニケーションを生むため、生産性アップにつながるかもしれません。
設備・スペック
オフィスの中でもトイレ・化粧室などの水回りは清潔感が如実に表れる部分です。トイレ・化粧室の快適性は仕事のモチベーションにも影響します。また、内装や設備など外から見えるところだけでなく、建物のスペックを確認しておきましょう。社員の働きやすさを大きく左右する、空調タイプ・電気容量・インターネット回線などの通信インフラは要チェックです。
イメージアップにつながる③|テナントの安全性やセキュリティ
耐震性
地震の多い日本において重視すべき要素の一つが耐震性です。耐震性については検討項目というより、むしろオフィスの前提条件でしょう。
オフィスを選ぶ際には、新耐震基準(1981年6月1日以降に建築確認を受けたか)を満たしている物件であることは重要です。また、将来的に起こりうる大規模地震にも備えて、非常用電源の確保や備蓄倉庫など非常時の災害対策が備わっているオフィスビルであることもポイントとなります。
セキュリティ
さまざまな人が出入りするオフィスにおいて、社員の安全、企業の情報用ハードウェア、顧客情報など企業の財産を守ることは非常に重要です。メインエントランスの管理体制、入退出管理、警備員が常駐しているかも確認しましょう。
他のテナントの入居状況
案外見落としがちなのが、他にどのような企業が入居しているのかということです。住宅選びでいうなら他のテナントはいわば「ご近所さん」。違和感があるなと思う場合は、後々トラブルにもつながりかねないので確認しておきましょう。
「いいオフィス」への投資で得られるリターンとは?
サーブコープのレンタルオフィスは一等地に住所を構え、ワークスペースにも最高級のインテリアをそろえています。開放的なレセプションエリアではバイリンガル秘書が対応するなど、企業イメージを大事にするお客さまからご好評をいただいています。サーブコープのご利用者さまから実際に寄せられたコメントをご紹介します。
仕事相手として信頼を得るためには、信頼性が高い住所のオフィス、打ち合わせや接客に使える会議室などが必要。オフィスの清潔感と高級感、スタッフの接客レベル、この3つは絶対に譲れません。(一般社団法人コミュニケーションスキル開発協会代表 鈴木 伸英さま)
オープンスペースとすてきなレセプションがあること、そしてプロフェッショナルなオフィスサポートチームがいるおかげで取引先からの信頼感が増しています。
(the Art of Travel アンドレ・スターレル・金丸 翔太さま)
ビジネスは「信頼が重要視される」といった側面を持ちます。オフィスの質が良いこともその信頼づくりに役立ちます。サーブコープのオフィスは「好立地」と「上質なインテリア」で常にきれいで新しく、管理も行き届いています。
(畠&スターシップ税理士法人 代表社員 税理士 畠 嘉伸さま)
ご紹介したコメントからも分かるように、いいオフィス環境に投資することは、対外的な信頼を得るというビジネスに重要なリターンをもたらしてくれるようです。ぜひ、今回ご紹介した、企業ブランディングの視点から考えるオフィス選びを参考にしてみてください。