オフィスデザインが従業員に与える影響とは?効果・メリットついて詳しく解説します
オフィスデザインにこだわることは、従業員のモチベーションアップや業務の効率化につながるなど多くのメリットがあります。また、コロナ禍や、新しい働き方が導入されることでも、オフィスデザインに変化が現れています。そのため、起業を検討している方だけでなく、すでに会社を経営している方のなかにも、「オフィスデザインにこだわりたい」と考える方は増えています。
本記事ではオフィスデザインが従業員に与える効果・メリットについて詳しく解説します。オフィスを所有していない方やこれからオフィスを構えようと考えている方は参考にしてみてください。
オフィスデザインとは?
オフィスデザインとはオフィスを構える際や移転、リニューアルなどの際に、従業員が快適に働けるように内装などを設計することです。
具体的には、以下の内容を設計します。
- オフィスのコンセプト
- 家具のレイアウト
- 装飾
- コミュニケーション設定
- 動線の設計
上記の内容を決めることで、従業員が働きやすい環境を作ることが可能です。
装飾だけにこだわって設計してしまうと、「オフィスの見た目は良いけど働きにくい」と従業員が不満を持ってしまう可能性があります。いくら見た目の雰囲気が良いオフィスであっても、仕事効率が低下してしまうと意味がありません。「従業員にとって働きやすい環境なのか?」を念頭においてデザインを決定していきましょう。
オフィスデザインが従業員に期待できる効果・メリット
オフィスデザインが従業員に与える効果は複数あります。ここでは、オフィスデザインが従業員に与える効果・メリットについて、詳しく解説していきましょう。
ストレス軽減
オフィスデザインにより、従業員のストレスを軽減する効果が期待できます。従業員のストレスを軽減するオフィスデザインの例として以下が挙げられます。
- 自然光を効率よく取り入れられるデザイン
- オフィス内に植物などを置くバイオフィリックデザイン※
- リフレッシュ可能な休憩エリアを作る
自然光には幸福を感じさせる効果があり、植物にはストレス軽減や集中力をアップする効果があります。また、休憩エリアでリフレッシュすることもストレス軽減につながるでしょう。
ただし、従業員の視点に立ってオフィスデザインを考えないとかえってストレスを与える可能性があります。
例えば、動線を意識せずにレイアウトを決めると使い勝手が悪くなり、従業員はストレスを感じます。また、電気設備が整っていなかったり、照明が強かったりすると、目への負担が大きく仕事に集中できなくなる可能性が高いです。
このような従業員のストレスを軽減するためにも、オフィスをデザインする際は、従業員にとって使いやすいオフィスなのかに重点を置くようにしてください。
※「バイオフィリックデザイン」とは、「人間は自然を好み、自然とつながりたい本能的欲求がある」という考え方に基づいたデザインのこと。オフィス空間に人間が本能的に求める自然を採り入れることが、業務の効率化や質の向上、あるいは幸福度の向上につながりストレスを軽減する効果があるというデータがあります。
モチベーションアップ
使い勝手の良い快適なオフィスは、従業員のモチベーションをアップさせ、下記のような効果が期待できます。
- 作業効率の向上
- 従業員エンゲージメントの向上
- 従業員の定着率向上
- 業績の向上
従業員のモチベーションをアップさせたいと考えている場合は、オフィスデザインの変更を検討してみると良いでしょう。
リフレッシュによる集中力アップ
適度にリフレッシュできるスペースがあれば、脳を休めることができ、集中力を高く保つ効果が期待できます。オフィスデザインを考える際は、リフレッシュスペースの作成も検討してみましょう。
リフレッシュスペースの例として、以下を参考にしてみてください。
- カフェのような空間を作る
- ボックス席のように個室感のある空間を作る
- 木材など自然な素材を使用した癒やされる空間を作る
上記のようなリフレッシュスペースを作ることで、気分転換や休憩に使えるため、従業員にとって快適な環境を整えられます。
コミュニケーションが活発になる
オープンスペース、リフレッシュスペースなどの導入により、従業員同士のコミュニケーションが活発になります。
オープンスペースを従業員が利用することで、関わりが薄い他部署の従業員などとコミュニケーションをとる機会が増え、新たなビジネスアイデアが生まれたり、社内問題の解決につながったり、さまざまなメリットが見込めます。
具体的なオフィスデザインの事例として以下が挙げられます。
- 固定席を設けないフリーアドレスに対応したワークスペース
- カフェスペース
- セミナー用のスペース
- 同僚と気軽に話ができるスペース
上記のようなスペースを設けることで、従業員にとってコミュニケーションがとりやすい環境を整えることができるでしょう。フリーアドレスはリモートワークと相性が良く、組み合わせることでオフィススペースを有効活用できるメリットもあります。
従業員登用につながる
オフィスデザインにこだわることで、従業員登用につながる可能性があります。おしゃれでかっこいいオフィスは、「企業の魅力のひとつ」と考える方が増えてきているためです。
実際、新卒採用でもオフィスデザインにこだわっていることをアピールする企業も増えています。従業員登用に悩んでいるならオフィスデザインの再設計を検討してみても良いでしょう。
会社を好きになる従業員が増える
快適なオフィスになることで、より会社を好きになる従業員が増えます。オフィスデザインがおしゃれだと、自然と会社を友人などに自慢したくなるためです。また、働きやすい環境により従業員の会社への満足度も高くなります。
オフィスデザインが社外に与える効果・メリット
オフィスデザインにこだわることは、従業員だけでなく取引先などに対しても良い効果を期待できます。デザイン性が高いオフィスは、取引先にも良い印象を与えるためです。
また、オフィスデザインを通じて企業のコンセプトを知ってもらうことで、企業としての認知度や企業のイメージの向上につながる可能性もあります。
オフィスデザインにこだわるならレンタルオフィスもおすすめ
オフィスデザインにこだわり、従業員が使い勝手の良い環境を整えることは、さまざまなメリットがあります。
しかし、賃貸オフィスであるためにオフィスデザインを変えられないケースや、費用を用意できないケースも少なくありません。そのような方におすすめしたいのが、レンタルオフィスです。
レンタルオフィスはさまざまな企業が運営しており、なかにはデザインにこだわったオフィスもあります。例えば、リフレッシュスペースがある、ボックス席やブース席など複数タイプのワークスペースが利用できる、高級感のあるインテリアが使われているレンタルオフィスもあります。
そういったレンタルオフィスを契約すれば、最小限の手間でオフィスデザインにこだわったオフィスを用意することが可能です。
レンタルオフィスとは? メリットデメリットや費用、バーチャルオフィスとの違いとは?
業務の効率化につながるオフィスデザイン
これからオフィスを構える方やオフィスを移転する方には、オフィスデザインにこだわることをおすすめします。
従業員にとって働きやすい環境を作ることで、従業員のモチベーションアップ、業務効率化など、さまざまな良い効果が得られるでしょう。
とはいえ、費用の問題などでオフィスデザインにこだわるのが難しいという方もいるかと思います。そういった方は、レンタルオフィスのなかから自身の理想に近いオフィスを探してみるのもおすすめです。
オフィスデザインにこだわったサーブコープのレンタルオフィス
サーブコープでは、国内27拠点でレンタルオフィスを展開しており、いずれもビジネス一等地にあるハイグレードなオフィスビルに入っています。
オフィス内は最高水準のクラシックスタイルインテリア、高級家具、絵画などの調度品も充実、各オフィスはプライバシーを確保しつつも、自然光が入りやすく開放感のあるデザインになっています。また、個室内の内装は変更いただくことも可能です。
サーブコープのレンタルオフィスは最短1カ月から契約できます。低リスクでスタートできるうえ、さまざまなニーズに合わせたオプションサービスも多数ご利用いただけます。ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。