【最新版】東京23区で今人気のオフィス街7選|起業に有利な条件も紹介
東京23区には全国有数のオフィス街がそろっており、日系・外資系の大手企業からベンチャー、スタートアップ企業まで、さまざまな会社が拠点を構えています。
東京にオフィスを構えることは「一流企業の証」ともされ、企業のブランディングにもつながるため、将来の目標としている方も多いでしょう。
しかし、東京のオフィス街はそれぞれ異なる特徴があるので、事前にエリアの特徴をリサーチして、希望条件に近い場所を探すことが大切です。
そこで、本記事ではオフィスを構える場所を選ぶときの基準や起業に有利な条件のほか、東京23区にある人気オフィス街7つを紹介します。
オフィス街を選ぶときの基準
オフィスを構える場所を決める際は、街の雰囲気、利便性、将来性、賃料相場など、さまざまな観点から考えなければなりません。
一般的に人気のあるオフィス街には、以下の条件がそろっています。
・人が集まりやすい
・駅近で利便性が高い
・成長企業が周囲に多い
設立したばかりの会社であれば、どこにオフィスを構えるかで会社のイメージも変わってくるので、これらの条件をできるだけ満たしている場所をおすすめします。
また、同じ業界の企業同士でコミュニケーションを取ったり、協業したりする機会が多い場合、周囲に同じ業種の会社があるかどうかも、重要視する必要があります。
しかし、人気エリアは賃料も高く、空室が少ない傾向にあるため、費用対効果や引っ越しのタイミングなどを考えて、総合的に判断することが大切です。
東京23区の人気のオフィス街7選
東京23区で人気のオフィス街を7つ紹介します。街の特徴を見極め、ご自身の会社の事業内容、方針、雰囲気などと近い場所を探しましょう。
丸の内・大手町
東京を代表する歴史深いオフィス街であり、日本経済の中心となる地域です。
丸ビル、新丸ビル、三菱ビルといった高層ビルには一流企業が集まっており、ビジネスの要であるだけでなく、皇居や国会議事堂など観光名所や商業施設が数多く存在します。
また、交通の便が良いことも特徴で、大手町駅は地下鉄5路線へ乗り入れが可能であり、さらに地下通路でJR東京駅とつながっているため、都内のどこへ行くにも非常に便利です。
このような日本屈指のオフィス街に会社を構えることは、企業イメージのアップにもつながり、企業のブランド戦略の一環としてもおすすめです。
ただし、日本のオフィス街の中心である関係上、オフィスの賃料はとても高いことを理解しておきましょう。
虎ノ門・内幸町・新橋
虎ノ門や内幸町は弁護士、税理士といった士業の事務所・オフィスが多く存在し、霞が関には官公庁の拠点が集中しています。
全体的に洗練された建物が立ち並んでおり、丸の内・大手町と並び、政治・経済の中心地であることから、オフィス街の中でも格式の高いイメージを抱かれる傾向があります。
近年はITやコンサル関係の会社も増加しており、業種が多様化しています。さらに、虎ノ門は国際ビジネスエリアとして再開発計画も進んでいるため、オフィスを構える外資系企業が増えていく可能性が高いでしょう。
オフィスの賃料は丸の内・大手町と比較するとやや落ちるため、今後は多くの会社が進出することが期待されています。
また、このエリアと隣接している新橋は、サラリーマンの街と呼ばれており、古くからオフィス街として栄えてきました。
新橋では再開発も始まっていますが、古い建物であれば賃料は比較的安く、丸の内や霞が関にオフィスを借りる資金力がない場合は、選択肢の一つに入れても良いでしょう。
新宿
新宿は日本有数のオフィス街であると同時に、歌舞伎町を始めとした歓楽街もあり、エンターテインメントの中心地でもあります。
特に新宿の中でオフィス街として、高い存在感を示しているのが西新宿です。
西新宿は、超高層オフィスビル街として有名であり、大手保険会社、金融機関、商社などの本社が立ち並んでいます。
一方、オフィス街の中心地を離れると、中小企業のオフィスが多いことから、スタートアップやベンチャー企業にもおすすめできるエリアです。
また、日本最大のターミナル駅の一つであり、東京23区のほか、神奈川、千葉へのアクセスの良さも大きなメリットといえます。
渋谷・恵比寿
渋谷周辺は近年、再開発により急速な変化を遂げており、今後注目されるエリアです。
元々はファッションや音楽など若者の文化を発信する商業地として有名でしたが、再開発によりオフィス街として発展しています。
その一方、恵比寿は落ち着きのある街並みで、業種としてはIT企業オフィスが多い傾向があります。
渋谷周辺は急発展を遂げたことにより、地価や賃料は大きく上昇していますが、今後も成長が見込まれるエリアであることは間違いありません。
また、近年需要が増えているレンタルオフィスやコワーキングスペースも集中しているので、さまざまな働き方やオフィスの形態にも対応しやすいエリアといえます。
六本木
六本木は東京都内でも屈指の繁華街であり、六本木ヒルズや東京ミッドタウンなどの有名な商業施設が立ち並んでいるため、ショッピング目的の観光客も多い街です。
その一方、IT企業や外資系金融機関のほか、多数のベンチャー企業、外資系企業があり、国際色豊かなオフィス街としても発展しています。
賃貸オフィスの数は多く、種類もさまざまなので、目的に適ったオフィスを探しやすい傾向があります。
大手町や霞が関へのアクセスの良さも魅力の一つといえるでしょう。
日本橋
歴史ある街並みが特徴のオフィス街です。
日本橋三越本店、高島屋、日本銀行、三菱一号美術館といった由緒ある建物のほか、文化施設や劇場が多く立ち並んでいます。
東京駅が徒歩圏内であるほか、東京メトロ銀座線と東西線、都営地下鉄浅草線の3路線が乗り入れており、アクセスの良さもメリットといえます。
近年は老朽化したビルの建て替えが進んでいますが、新しいビルにはさまざまな企業や業種を受け入れる傾向にあるので、新しく事業を始める方にもおすすめです。
晴海・有明
東京湾岸部のビジネス街です。最新設備を備えたハイセンスな高層ビルが多いことに加え、湾岸エリア特有の景観の良さが特徴です。
晴海で晴海アイランド トリトンスクエア、有明は東京ビッグサイトといった有名施設があり、観光客も多い傾向にあります。
今後も交通網の拡充計画があることから、さらにオフィス街として発展が見込まれるエリアです。
最先端のオフィスビルに入居しつつ、豊かな水辺と緑に囲まれた「水彩都市」の景観を楽しみたい起業家の方におすすめできるエリアといえます。
今後注目のオフィス街
今後注目のオフィス街として東京駅前の八重洲エリアが挙げられます。
八重洲は小規模なオフィスビルや商店が立ち並ぶエリアであり、丸の内のような洗練されたオフィス街とは異なる印象でしたが、再開発事業が始まり、現在はオフィスビルや商業複合施設の建設が進んでいます。
2027年度に竣工が予定されている「Torch Tower(トーチタワー)」は、オフィスビルとして日本一の高さ390mを誇る超高層ビルであり、さらに都内3つ目となるミッドタウン「東京ミッドタウン八重洲」が2023年3月にグランドオープン予定です。八重洲再開発では海外の企業を多く誘致することを目的とされているため、国際会議や学会などが開催される環境になり、今後の国際ビジネス交流拠点となることが予想されます。
会社の発展にも影響するオフィス選び
近年、リモートワークの普及により、オフィスを縮小する会社が増えていますが、人気エリアにオフィスを設置することは、企業のブランディングや利便性の観点などから、会社の発展にも影響すると考えられます。それぞれ異なる各エリアの特徴を比べて、自社に合ったオフィス街を検討してみましょう。
都内の一等地でレンタルオフィスサービスを提供するサーブコープ
東京の人気エリアは賃料が非常に高額ですが、従来の賃貸オフィスに限らず、コワーキングスペース、レンタルオフィスといった新しいワークスペースの活用も視野に入れながら、理想のオフィスを探すことをおすすめします。
サーブコープでは都内17の拠点でレンタルオフィス、バーチャルオフィス、コワーキングスペースサービスを提供しています。丸の内や新宿、恵比寿、六本木をはじめ、立地はいずれも一等地。最先端のワークスペースと充実したサービスをご提供しています。オフィス探しでお困りならお気軽にサーブコープまでお問い合わせください。