デスクワークの人は必見!腰痛になりにくい座り方とは?
デスクワークの方々は、勤務時間の大半を椅子に座って過ごします。猫背になったり頬杖をついたり、脚を組んでいたり……ついやってしまいがちなことですが、体や腰にとって大きな負担になります。体に良くない姿勢が習慣化することで、慢性的な腰痛などに発展することも。長時間座っても腰痛になりにくい座り方や姿勢についてご紹介します。
「肩や腰に良くない姿勢」とは?
腰痛というと、腰回りや下半身の姿勢だけが影響しているように思われるかもしれませんが、決してそうではありません。特に関係してくるのが肩こりです。肩が凝ることで肩を楽にするような姿勢になってしまい、それが腰痛に繋がったり、腰痛を悪化させたりします。さらに、肩こりの原因には眼精疲労や疲れ、ストレス、運動不足、冷えなど、さまざまなものがあります。
どのような姿勢が「肩や腰に良くない姿勢」なのでしょうか?デスクワークの時に、次のような姿勢をしていないか振り返ってください。
- ・前かがみ、猫背
- ・椅子に対して斜めに座るなど、左右対称でない座り方
- ・脚を組む、「常に右足を上にのせる」など、偏った姿勢
- ・肘をつく、頬杖をつく
腰痛になりにくい座り方を試して、ビジネスの効率もアップ
腰痛を防ぐためには、「肩や腰に良くない姿勢で座らないこと」が基本です。さらに「腰に良い座り方」を意識し、腰痛を防ぐようにしましょう。
腰痛になりにくい、良い座り方
腰に負担を与えないようにするには、座りながらまっすぐな背筋を保つことが重要です。
- 椅子に深く座って、背もたれと背中の間の空間をなくす
- 背もたれと背中の間にクッションを入れ、背筋が自然な位置に固定されるよう調整する
- 肘の角度は90度になるようにする
- 足の裏を床につけて膝が90度になるようにする
良い座り方のために環境を整えましょう
良い座り方を実践するためには「その姿勢を保つ環境を整える」ことも大切です。椅子や机の高さを調整することで初めてベストな状態を保てるのです。座布団やクッションで高さを調整するのもいいのですが、必要な設備投資だと思って、自分の体に合った椅子や机を本格的に選んでみるのもおすすめです。
体に痛みがない、無理がない、疲れがたまらない…という座り方ができれば、そのぶん業務に集中することもできます。仕事の効率をアップさせるためにも、良い座り方の意識し仕事環境を整えて、体に負担がたまらないようにしましょう。