大阪のレンタルオフィス事情。主要ビジネスエリアの特徴を解説
ワークスタイルの多様化にともなって働く場所の選択肢も広がりを見せています。今、注目を集めているのがレンタルオフィス。本記事では大阪に焦点を絞り、大阪のレンタルオフィス事情を解説するとともに、主要ビジネスエリアについて紹介。大阪でワークスペースを探す際の参考にしてみてください。
大阪のレンタルオフィス事情
大阪のレンタルオフィス状況は? 増えている?
世界的、あるいは全国的に見てもレンタルオフィスの数は徐々に拡大しており、東京では2020年時点で500件は超えており、コワーキングスペースだけでも2017年末から2018年6月の半年間で床面積が約2倍に増えたと言われるほど(※1)。テレワークを導入する企業が増え、フリーランス人口も増加傾向にある今、柔軟な契約や使い方ができるレンタルオフィスの需要は、今後もさらに増えるでしょう。では早速、大阪のレンタルオフィス事情を見ていきましょう。
大阪のレンタルオフィスの料金相場は?
立地や入居するビルのグレード、広さ、設備内容や利用方法によって、レンタルオフィスの料金は大きく異なります。料金の幅が非常に広く、サービス内容や契約形態も大きく異なるのが現状です。レンタルオフィスの利用を検討する際には、各事業者に詳しく問い合わせてください。
大阪の主要ビジネスエリアを紹介
大阪の主要ビジネスエリアは大きく分けて7つ。各エリアの特徴はアクセス情報、ビジネスにとってのメリットを紹介します。
梅田エリア
関西最大の規模を誇る大阪駅・梅田駅に近く、商業施設が密集する繁華街として知られます。またその一方で、ビジネス街としても名高い地区です。JR・大阪メトロ・阪神・阪急など数多くの路線が乗り入れる巨大ターミナル駅あり、近畿圏各方面へのアクセスは抜群。数多くの企業が本社、支社、営業所などの拠点を構えています。大阪駅前の大規模再開発(うめきた2期)も注目を集める大阪随一のビジネス街です。
中之島・肥後橋エリア
中之島は堂島川と土佐堀川の狭間にある中洲で、大阪市庁舎や日本銀行大阪支店などもある経済の中心的な存在です。金融・保険・情報通信関連の企業が多く集まっており、大阪屈指のビジネス街として知られています。地区の東西には京阪中之島線が走るほか、大阪メトロ四つ橋線とも交わっており交通アクセスは良好です。肥後橋エリアは高層ビルが林立する大阪有数のオフィス街となっており、梅田や淀屋橋といったオフィス街からのアクセスも良いことから安定的な人気を保っています。
本町・心斎橋エリア
御堂筋沿いにオフィスが集積する本町・心斎橋は商社や繊維など、伝統のある有力企業が集積するビジネス街となっています。地下鉄本町駅は商人の街・大阪を象徴する船場地区の中心に位置しており、近隣は卸問屋が軒を連ねる日本有数の問屋街となっています。また、大阪を代表する繁華街・商業エリアである心斎橋駅周辺には心斎橋筋商店街を中心に大小の商業施設が軒を連ね、近年では有名ブランドの旗艦店も数多く出店しブティック街が形成されています。
堂島エリア
江戸時代より商業地として栄えた古くからのビジネス街のひとつです。梅田より続く大規模なオフィス街が形成されており、有名企業の本社や支社が集積しています。北新地駅をはじめとした数々の駅を利用しやすく、交通アクセス面は申し分ありません。
淀屋橋エリア
水と緑と文化財がそろう落ち着いた街並み。銀行のほか、大阪を代表する一流企業が数多く集まっているビジネス街で、大手の製薬会社や化学工業関連会社も点在しています。条例によって美しい景観が保たれているうえ、交通アクセス面では大阪メトロ御堂筋線・京阪本線が乗り入れるなど非常に快適度の高いエリアです。
新大阪エリア
新幹線が通っているほか数々の主要エリアにつながる路線の利用ができ、その利便性の高さから非常に注目を浴びているビジネス街です。大規模な再開発が行われたこともあって大型ビルも多数。卸売業を営む企業が数多く集結するうえ、大手メーカーや首都圏本社企業の関西拠点も点在しています。
難波エリア
関西有数の観光スポットとしても名高い「大阪ミナミ」と呼ばれる人気エリアで、若者が多く集まるカルチャー発信地としても知られています。大型百貨店や複合施設、飲食店が集結しており、日々たくさんの人でにぎわう商業街です。関西国際空港や奈良・和歌山方面へのアクセスポイントでもあり、大阪の南の玄関口になっています。
大阪の主要エリアでレンタルオフィスを展開! サーブコープの4拠点をご紹介
日本におけるレンタルオフィス事業を先駆けて展開したサーブコープ。世界54都市に150拠点以上、日本では東京・横浜・大阪・名古屋・福岡の5都市に26拠点を展開しています。国内外のさまざまな拠点を柔軟に利用できるのが、サーブコープの強みの一つ。さまざまな事業者がビジネスに集中できるワークスペースを提供しています。
また、サーブコープのレンタルオフィスはいずれも各エリアのビジネス一等地にあり、Aグレード以上のハイクラスなビルに入居している点も特長です。そのほか、インテリアや家具も最高水準のものをそろえ、ITインフラをはじめとした各種管理も同社のオンサイトチームがサポート。電話応対サービスや秘書サービスも提供しており、場所だけでなく充実したサービスを提供しています。
梅田エリア
梅田 ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー拠点
大阪では最高クラスのステータスを誇っているハイグレードビルで、サーブコープのレンタルオフィスは18階・19階にあります。有名ブランドのブティックや高級レストランも入っており、館内はラグジュアリー感あふれる雰囲気。ハイクラスホテルや高級ショッピングモールとも直結しているほか、カンファレンスセンターも備わっていて利便性も抜群です。複数の鉄道路線が乗り入れる大阪駅に近く、すぐそばにあるバスセンターからは関西国際空港と大阪国際空港の直行便が発着。交通アクセスとアメニティーの両面が充実しています。
中之島・肥後橋エリア
江戸堀センタービル拠点
土佐堀川がすぐそばにある美しい水辺の風景を臨むオフィスビルで、全面青いガラス張りの外観が特長的。館内にはエレベーターが7基設置されているため、混雑時でも移動がスムーズです。サーブコープのレンタルオフィスがあるフロアは、知的なセンスにあふれたインテリアをそろえてシックな空間を演出。ウォーターフロントというロケーションに加え、近隣にはおしゃれな水上カフェやレストランが立ち並ぶ商業施設「中之島バンクス」や、市民の憩いの場となっている「靱公園」や「中之島公園」があり、多忙なビジネスライフに安らぎの時間をもたらしてくれます。
本町・心斎橋エリア
本町南ガーデンシティ拠点
御堂筋に面し、地下鉄3駅が利用可能な好立地のハイグレードオフィスビルです。ビルは制震構造で高い耐震性能を備え、3階に機械室を設置するなどBCPに配慮した構造となっています。サーブコープの入居するフロアにはハイグレードな美術品やインテリアがそろうほか、大小さまざま個室オフィス、バーカウンターを備えたカフェエリア、広大なコワーキングスペース、役員会議室を完備。来訪者にも深い印象を与える空間となっています。
心斎橋プラザビル新館拠点(ビル建て替え工事のため一時閉鎖中)
サーブコープの入居していた心斎橋プラザビル新館を含めた近隣ビル計4棟が建て替えられ、地上31階建てのオフィス・商業・ホテルの大規模複合ビルに生まれ変わります(2024年竣工予定)。西側は御堂筋、南側は長堀通に面し、大阪メトロ心斎橋駅直結の好立地から、心斎橋の新たなランドマークとして期待されています。サーブコープも完成後の新ビル内に拠点を再オープンさせる予定となっています。
まとめ
大阪駅を中心とした人の集まりやすい地域は、その多くがビジネス街として知られています。ビジネス一等地でオフィスを開業したい方は、レンタルオフィスの活用を検討することをおすすめします。一般的な賃貸オフィスに比べ、初期費用が大幅に抑えられるだけではなく、一カ月から契約できるレンタルオフィスも多いため、リスクを抑えながら開業することが可能です。
サーブコープはすべての拠点がビジネス一等地にあり、駅からも近く好立地。グレードの高い住所はクライアントからの信用性にもつながります。また、秘書サービスやITサポートが充実したサーブコープのレンタルオフィスを利用することで、ビジネスに専念しやすい環境も構築できます。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
参照:(※1)総合不動産サービス大手のJLLによる調査レポート