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シェアオフィスの個人利用|料金相場やメリット、注意点を解説

    シェアオフィス

    テレワークの普及や新しい働き方への対応、ワークライフバランスの向上を目指すオフィス作りの選択肢として「シェアオフィス」に対する関心が高まっています。通常の賃貸オフィスと比べて圧倒的な低コストで快適な作業環境を得られるシェアオフィスは、個人事業主やフリーランス、スタートアップ企業にとって最適な選択肢と言えるでしょう。

    そこでこの記事では、シェアオフィスを個人利用するメリット、費用相場、賢く使いこなす方法などについて、解説していきます。

    シェアオフィスとは?

    シェアオフィス

    シェアオフィスとは、「Share(共有)」と「Office(事務所)」を組み合わせた造語で、複数人または複数の企業が共同で利用するワーキングスペースの一種です。

    2000年代にアメリカでベンチャー企業が積極的に取り入れたことで広まったと言われています。日本では2016年に提唱された「働き方改革」の一環として「職住近接」を実現するシェアオフィスの注目度があがり、さまざまな事業者がサービスを提供するようになりました。

    デスクや椅子、インターネット回線(Wi-Fi)、プリンターなど、仕事に必要な設備が整っているのはもちろん、会議室やミーティングルームを利用できるシェアオフィスも多く、充実した環境で仕事をすることができます。

    シェアオフィスの個人利用はできる?

    シェアオフィスは、法人利用されるケースもありますが、圧倒的に多いのは個人利用です。

    シェアオフィスのなかには、電話代行や郵便物の受け取り、法人登記のための住所利用などのサービスを提供しているところもあり、個人事業主やフリーランス、スタートアップ企業など、多様な働き方をする人たちにとって、有益な選択肢となっているからです。

    シェアオフィスの多くが時間や曜日指定での貸し出しに対応しているため、自分の仕事の都合に合わせて時間と場所を自由に選ぶことができます。個人で利用する人にとって、これは大きな魅力でしょう。

    シェアオフィスを個人利用する5つのメリット

    シェアオフィスを使ってる従業員

    シェアオフィスの個人利用には、仕事場を確保する以外にも、さまざまなメリットがあります。そこで、個人でシェアオフィスを利用するメリットを5つ紹介します。

    メリット1.気兼ねなく長時間利用できる

    カフェや図書館のように長時間利用がはばかられるような場所と違い、シェアオフィスでは自分のペースに合わせて作業に使う時間を選ぶことができます。

    「時間にとらわれない」という点では自宅も同じですが、近くに家族がいたり、趣味のアイテムがあったりすると気が散ることも多いのではないでしょうか。シェアオフィスでは周囲の人も仕事をしているため、仕事に集中しやすい環境が整っています。

    また、備品の整理や掃除など、オフィスを清潔に保つための作業はシェアオフィスの運営会社が行うため、雑務に時間をとられることもありません。

    メリット2.気分に合わせて環境を変えられる

    シェアオフィスには作業に必要な設備や会議室だけでなく、リラックススペースやソファー席などが用意されているところもあり、休憩して気分転換することもできます。

    他の人が行き来して物音が聞こえるオープンなスペース、集中しやすい個室のクローズドなスペースなど、業務内容や気分に合わせて作業環境を変えられるのも大きな魅力です。

    メリット3.利用者との交流の場として使える

    シェアオフィスのなかには、利用者同士の交流をうながす共有スペースを設けているところもあります。フリーランスや起業家など、他業種・同業者問わず幅広い人と交流することで、新たなビジネスチャンスが生まれることも珍しくありません。

    最近では交流会やセミナーを開催するシェアオフィスも増えていて、情報収集やビジネスチャンスの創出という意味で魅力的です。

    メリット4.低コストで仕事の拠点を持つことができる

    賃貸オフィスを利用するケースと比べて、シェアオフィスは低コストで仕事の拠点を持つことができます。

    従来の賃貸オフィスでは、敷金・礼金、内装工事費用、家具・備品の購入など多額の初期費用が必要ですが、シェアオフィスではこれらの費用をまるごと抑えることができるのです。

    メリット5.ビジネスの信頼性向上につながる

    シェアオフィスのなかには、オフィスの住所地を名刺やホームページに記載したり、法人登記できるサービスを提供しているところもあります。ビジネスの拠点として認知度が高い住所地を選べば、ビジネスの信頼性向上につながります。

    シェアオフィス個人利用の費用相場

    シェアオフィス個人利用の費用相場

    個人で利用する場合のシェアオフィスの費用相場は、利用プランによって大きく変わります。シェアオフィスの料金プランは、大きく分けて「個室タイプ」と「ブースタイプ(半個室)」のふたつがあります。

    個室タイプは、完全に独立したプライベート空間を提供するプランです。1名用から複数名用までさまざまな広さがあり、セキュリティの確保や集中しやすい環境を重視する人に適しています。

    1名用の個室で月額3万~10万円が相場です。人数が増えるとともに費用も上がります。例えば、4人用の個室では月額約12万~40万円程度となります。

    ブースタイプ(半個室)は、パーテーションなどで区切られた半個室のプランです。個室よりもコストを抑えつつ、ある程度のプライバシーを確保できます。

    1名用のブースで月額3万円前後が一般的です。

    これらの料金は、シェアオフィスの立地や設備、提供されるサービスによって変動します。また、初期費用として、入会金や月額料金の1~3か月分の保証金が必要となる場合もあります。

    利用を検討する際は、各シェアオフィスの公式サイトや内覧時に詳細を確認することをおすすめします。

    シェアオフィスを個人で有効に使いこなすための4つのチェックポイント

    サービスを提供する運営会社によって、シェアオフィスの設備内容や料金プランはまちまちです。有効に利用するには、自分の都合に合ったシェアオフィスを選ぶべきです。

    そこでここでは、シェアオフィスを有効に使いこなすための4つのチェックポイントを紹介します。

    ポイント1.自分の仕事のスタイルに合わせて料金プランを選べるか

    シェアオフィスの料金プランには、利用した時間分の料金を支払う「従量課金制」と、一定期間について定額料金を支払う「定額課金制」の2種類があります。自分の仕事のスタイルに合わせていずれかの料金形態を選ぶとよいでしょう。

    例えば、週に2~3日程度しか利用しないのであれば「従量課金制」、週5日以上利用してシェアオフィスを仕事の拠点として利用する人は「定額課金制」にするという具合に、利用頻度に合わせて料金プランが選べることを確認しておきましょう。

    ポイント2.アクセスの良い場所にあるか

    シェアオフィスを利用する上で、どこにあるかは重要なポイントです。利用する目的にあわせてアクセスしやすい場所にあるシェアオフィスを選ぶとよいでしょう。

    ポイント3.他にはどんな人が利用しているか

    シェアオフィスは、同業種・異業種問わず、利用者同士の交流を楽しめる場でもあります。シェアオフィスを通じて人脈を広めたい、新たなビジネスチャンスを見つけたいと思っている人は、そのシェアオフィスをどんな人が利用しているか、あらかじめ調べておくとよいでしょう。

    契約前にオフィスを見学して雰囲気を確かめたり、セミナーや交流会を開催しているシェアオフィスであれば参加してみることをおすすめします。

    ポイント4.サービスや設備が充実しているか

    自分の業務に合った設備やサービスがあるかどうかも重要な要素です。「名刺に自宅の住所を表示したくない」という人は、住所利用が可能なオフィスを選ぶ必要があります。多くのシェアオフィスで利用できるサービスですが、通常の料金プランに含まれておらず、オプションでサービスを追加する仕組みになっているところもあります。

    そのほか、シェアオフィスで利用できるサービスには、次のようなものがあります。

    <シェアオフィスで利用できるサービス>
    • パソコン、コピー機、プリンターなどの貸出
    • フリーWi-Fi、インターネット回線
    • フリードリンク
    • 専用ロッカー
    • 共有ラウンジ
    • 郵便物の受け取りや電話の転送
    • 代行秘書による電話対応
    • 法人登記

    ポイント5.セキュリティは安心か

    シェアオフィスには不特定多数の人が出入りするので、セキュリティ対策は重要です。個室で利用する場合は、各個室に専用鍵があると安心です。また、キャビネットやロッカーにも鍵がついているかも確認しておきましょう。

    シェアオフィスのなかには、受付に常駐スタッフがいることもありますが、無人で運営しているところでは盗難や情報漏えいのリスクをつねに考えておきたいものです。

    また、ネットワークのセキュリティ対策についても確認しておきましょう。 特に、フリーWi-Fiの場合、暗号キーやSSIDを設定できて、契約者以外のアクセスができないようになっていることを確認すべきです。

    ■関連記事
    レンタルオフィスのセキュリティは安全?ネットワークなど9つの注意点を紹介

    個人利用できるその他のオフィス形態

    コワーキングスペース

    個人が定期・不定期で利用できるワークスペースは、シェアオフィスの他にも次のような形態があります。

    • コワーキングスペース
    • レンタルオフィス
    • バーチャルオフィス

    これらの形態は、法令などで明確に定義されているわけではなく、サービスの提供の仕方や内容の違いによって分類された一般的な名称です。それぞれの特徴を理解し、ビジネスの目的やニーズに合わせて最適な選択をすることが重要です。以下、シェアオフィスと各形態との違いについて、解説しましょう。

    コワーキングスペースとの違い

    シェアオフィスとコワーキングスペースの違いは、他利用者との交流の密度です。シェアオフィスは、専用のデスクや個室が用意されている場合もありますが、コワーキングスペースは、オープンスペースで自由に席を選べるフリーアドレス制が一般的です。したがって、利用者同士の交流やコミュニティ形成を重視している形態だと言えます。

    コワーキングスペースの料金は月額制が基本で、1日単位1,000円~3,000円程度で利用できます。

    ■関連記事
    コワーキングスペースとは?シェアオフィスとの違いやメリット・デメリットを解説

    レンタルオフィスとの違い

    シェアオフィスとレンタルオフィスの違いは、使用スペースの使い方です。シェアオフィスは、共用スペースを利用しつつ、必要に応じて専用デスクや個室を利用できる柔軟性がありますが、レンタルオフィスは、専用の個室やスペースを主に提供しており、プライバシーやセキュリティ対策を万全にしたいという人に選ばれています。

    完全なプライベート空間を必要とする場合はレンタルオフィス、コストを抑えつつ必要なときに専用スペースを利用したい場合はシェアオフィスが向いています。

    レンタルオフィスの費用は、契約事務手数料と保証金3か月(解約時返戻金)の初期費用と、月額賃料・共益費(水道光熱費込)のランニングコスト、クリーニング費用(約1万円/1席)などの退去コストがかかります。レンタルオフィスの賃料は一般の賃貸オフィスと同じく、立地、オフィスの広さ、ビルのグレードなどの条件により異なります。

    ■関連記事
    レンタルオフィスとは? メリットデメリットや費用を解説!

    バーチャルオフィスとの違い

    シェアオフィスとバーチャルオフィスの違いは、実際のオフィススペースの有無です。バーチャルオフィスは、物理的な作業スペースを持たず、ビジネス用の住所や電話番号の提供、郵便物の受け取り・転送などのサービスを提供する形態です。

    実際の作業場所が不要で、ビジネス上の住所や連絡先だけが必要な場合はバーチャルオフィスが適しており、作業スペースとビジネス住所の両方が必要な場合はシェアオフィスが向いています。

    バーチャルオフィスの費用は、初期費用が0円~数万円、月額費用が数百円~3万円が目安です。

    ■関連記事
    バーチャルオフィスとは?メリット・デメリットや利用目的を紹介

    サーブコープのオフィスは個人利用にもおすすめ

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    (まとめ)目的に応じて最適なシェアオフィスを選択しましょう

    シェアオフィスはデスクやWi-Fi、プリンターなどの設備を安価に利用でき、個人事業主やフリーランスなどが利用しやすいワーキングスペースです。

    法人登記や郵便受け取りなどのサービスが利用できるオフィスもあります。時間単位や月額で契約でき、柔軟に働ける点が魅力です。

    利用目的に応じて、コワーキングスペースやレンタルオフィス、バーチャルオフィスとの違いを理解し、最適な選択をすることが重要です。

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