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最新版シェアリング・エコノミー9選!ビジネスコンサルから愛犬の散歩、電動キックボードサービスも!?

    新経済連盟の試算によれば、日本国内だけでも10兆円台の経済効果を生んでいるという「シェアリング・エコノミー」市場。インターネットを介して企業や個人の資産やスキルを共有するこのビジネスモデルは、経済効果だけではなく、環境負荷の低減にもつながり、最近では災害支援の場面にも活用され注目されています。

    本記事では第一弾に続く、シェアリング・エコノミーの最新おすすめサービスを紹介します。

    スキルをシェアする

    日本最大級のスポットビジネスコンサル「ビザスク」

    新しいビジネスにチャレンジしたり、業務改善に取り組んだりしたい時に大きな助けになってくれる「ビザスク」。300種以上に渡る業界・職種の専門家90,000人以上がアドバイザーとして在籍し、電話や対面による1時間単位でのコンサルティングを受けることができます。

    アドバイザーの70%が現役のため、最新情報をもとに今の時代にあったアドバイスを受けられるほか、残り30%のシニア層やフリーランスからも幅広い経験にもとづいた助言を得られます。月間案件数は約2000件。大手企業や官公庁、中小企業やベンチャー企業、個人事業主などがセカンドオピニオンを得るために利用しています。

    【Webサイト】https://service.visasq.com

    愛犬を安心して預けることができる「Dog Huggy」

    「Dog Huggy」は、出張や旅行、冠婚葬祭などのお出かけ時に大切な愛犬を預かってくれるサービス。一般的なペットホテルと違うのは、預け先がドッグホストと呼ばれる愛犬家の“個人宅”という点です。

    ドッグホストの家ではケージの中ではなく、家の中でリードを付けず自由に過ごせるうえ、ホストが24時間一緒にいるのが原則のため、独りぼっちになることがありません。また、毎日送られてくる写真付きのメッセージを見れば愛犬の様子が分かるのも嬉しいですね。

    ドッグホストになれるのは厳正な審査を通過した人のみ。サービスを利用する前にはドッグホストと面談を行えるので安心です。また「Dog Huggy」ではお泊まりだけでなく、ショートステイや散歩だけのサービス利用も可能です。

    【Webサイト】https://doghuggy.com

    「タイムチケット」で個人の働く可能性を広げる社会に

    “次のはたらくを作る”をコンセプトにした「タイムチケット」では、個人の時間を30分単位で売り買いすることができます。会員数は17万人にものぼり、2019年に人気が高かったサービスは、マッチングアプリ用の写真撮影やビジネスコンサルティングなど。他にも、「フリーランスになるための3ヶ月間養成チケット」といった具体的な成果を提示したチケットも評判のようです。

    登録料や月会費がないのも嬉しい魅力。スキルを売りたいフリーランスや副業ワーカーが働きやすいよう、2019年2月、手数料は売り上げの10%~25%に引き下げられています。

    【Webサイト】https://www.timeticket.jp

    モノをシェアする

     国内初! 電気工具や重機を貸し出すシェアリング・サービス

    2017年7月からサービスを開始した「Jukies(ジュ―キーズ)」。使っていない電気工具や発電機といった小型なものから、ブルドーザーやフォークリフトなど大型の重機まで貸し借りが可能なシェアリング・サービスです。

    従来の建設機械レンタルと違うのは、「Jukies」は個人が貸し手に、法人が借り手になれる点。レンタルする料金も貸す側が自由に設定できるほか、借りる側は予算や使用期間、使用場所にあった工具や建設機械を検索し、レンタルすることができます。

    【Webサイト】https://jukies.net/

    空間をシェアする

    最低価格は1分15円!手軽にフィットネスができる「ナップワンフィット」

    「ナップワンフィット」は、今までのジムの概念を覆した国内初のフィットネス用シェアリング・サービス。初期費用と月額費用が不要で、利用料金は1分15円からと低価格。スポーツジム、ボルダリングジム、トランポリンジム、酸素カプセルなどをアプリ経由で簡単に利用することができます。

    ナップワンフィットは2019年12月末時点で、全国計129店舗のフィットネス施設と提携。各施設の遊休時間をナップワンフィットのユーザーに開放することで施設のアイドルタイムを有効活用し、利用する側は好きな時間に好きな場所で体を動かすことができるというWin-Winの仕組みを実現しています。
    仕事や家事が忙しくてジム通いが続かなかった方や、入会費や月額料金が負担で入会を諦めていた方におすすめのサービスです。

    【Webサイト】https://www.nupp1.io

    起業や支店開設におすすめ!シェアオフィスの先駆け「サーブコープ」

    今、話題のシェアオフィスもシェアリング・エコノミーの一つです。日本のシェアオフィスの先駆け「サーブコープ」なら、国内27・海外160以上ある拠点が利用可能。ビジネスの都合に合わせて国内外にある最適なオフィスを必要なタイミングで、利用することができます。

    またバイリンガルの秘書サービスを利用することで、通訳や翻訳となどといったハイスキルな仕事を任せることが可能。もちろん、事務作業や電話対応を依頼することもできるため、利用者本人は重要なタスクに集中することができます。

    【Webサイト】https://www.servcorp.co.jp/

     移動をシェアする

     トラックのシェアで格安な引っ越しを実現「Hi! MOVE」

    数社の引っ越し会社が一台のトラックをシェアすることで、安い料金設定を実現している「Hi! MOVE」。空いているトラックを有効活用できるうえ、引っ越し業者の生産性向上を手助けすることで、人材不足の解消も狙っているとか。

    間取りは1R〜1LDK限定なので単身者向けですが、料金を安価に抑えられるのは嬉しい魅力。「Hi! MOVE」は見積もりサービスも手軽で、家具などの写真を撮って送るだけでOK。他社のように、個人情報を入力する必要はありません。

    料金の相場は、たとえば通常なら3~4万円かかる引っ越し料金でも「Hi! MOVE」なら2割から4割程度にまで抑えられることも。スケジュールに余裕があり、安く引っ越しを済ませたい単身者にはありがたいサービスです。

    【Webサイト】https://hi-move.jp/(スマートフォンのみ)

    災害支援にも活用されているシェアリング・エコノミーとは

    最近ではシェアリング・サービスが災害支援の現場でも活用されています。

    車のマッチングサービスを被災地で役立てる「notteco」

    2007年のサービス開始以来、40,000人以上の会員数と年間7,000ドライブを突破した日本最大の相乗りマッチングサービス「notteco」。相乗りすることでドライバーも同乗者も経費を抑え格安で移動することができ、渋滞緩和や排ガス削減など環境への貢献にもつながっています。

    「notteco」は2016年4月に大地震が発生した熊本県で、被災地支援に取り組みました。被災地までの道路渋滞や、被災地での駐車場不足緩和を促すため、ボランティア活動に向かう人たちに「notteco」でライドシェアするように呼びかけ、移動にかかった経費も「notteco」が負担しました。

    【Webサイト】https://notteco.jp

    災害援助時にも心強い「軒先パーキング」

    空いている駐車場をシェアリングすることのできる「軒先パーキング」。平時はお出かけ前に予約し、スムーズな駐車をすることで無駄な時間やCO2の削減に貢献しています。

    災害時には、被災地へ物資を運搬する支援車両、ボランティア人員を移送する車両が全国から集まることで、駐車スペースを確保することが困難になります。「軒先パーキング」が駐車スペースを一部無料で提供することで、いち早く被災地での活動に集中できるよう支援しました。

    【Webサイト】https://parking.nokisaki.com

    いよいよ日本でも実現!? キックボードシェアリング・サービス

    法整備などが必要なため、日本ではまだ実現にいたっていませんが、導入に向けて動きが活発化しているサービスがあります。アメリカやフランス、ドイツの都市部で人気を集めている、電動キックボードのシェアリング・サービスです。日本では2019年8月、KDDIが世界30カ国でのシェアを誇る「Lime(ライム)」に出資、福岡市内で実証実験を開始するなど、サービス導入への動きが活発化しています。

    他にも、「mobby(モビー)」がソーシャル・ネットワーキング・サービスLINEと提携し、限定地域で実証実験を行える制度認定を受け、九州大学伊都キャンパスでレンタルを開始。日本国内で電動キックボードのシェアリング・サービスがいつ実現するのか、今後の動向に注目です。

    【Webサイト】https://mobbyride.jp/

    経済効果をもたらすだけではなく、私たちの生活をさまざまな角度からより豊かで安心したものとしてくれる「シェアリング・エコノミー」。自分に合ったサービスをさっそく利用してみてはいかがでしょうか?

    参照:経済産業省|シェアリングエコノミービジネスについて 

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