2024年には新駅も。ビジネスの街として進化し続ける、品川の魅力とは?
ビジネスの街としての印象が強い品川。サーブコープも品川に拠点を置いています。大きな開発を経て現在の姿に至りますが、新駅の開設も予定されているなど、今後もさらなる発展が見込まれています。しかし、品川の歴史を紐解くと、今では想像もつかない過去も。日本屈指のビジネス街・品川についてご紹介します。
東海道新幹線品川駅誕生が大きく品川を変えた
江戸時代には宿場町として栄えた品川。「品川宿場」は東海道において最初に設置された宿場です。そういった人が集まる場所として歴史があることからも、戦後の復興は他の地域に比べてもとても早いものでした。
現在では、品川駅から見て高輪側が商業を中心に発展、そして港南側が工業を中心に発展しました。商業、工業ともに強い…という言い方もできますが、駅と線路を挟んだ地域でビジネスの性質が異なれば、お互いのやりとりに少なからず支障が出ます。それぞれの発展はあったものの、街全体としての利便性や総合的な発展性からすると他の地域よりも伸び悩んでいました。
そんな状況を大きく変えたのが、2003年の「東海道新幹線駅」としての品川駅の誕生。工業地帯として工場が乱立していた港南側にも高層ビルが立ち並び、品川全体に活気があふれだします。2004年には品川グランドコモンズもオープン。品川インターシティとも隣接していることから、品川エリア全体のビジネスの中核として、ビジネスの価値の上でも急成長を遂げました。
また、品川は羽田・成田の各空港へのアクセスが非常に良好な街でもあります。国内だけでなく国際社会から見ても、重要度の高い街であると言えるでしょう。
現在の品川の特徴…女性も働きやすい環境を整えた街
「サラリーマンの街」というイメージを裏付けるかのように、品川には実際に多くのサラリーマンがビジネスに関わっています。品川区のホームページに掲載される資料『国の基本目標に関する品川区の現状について(平成27年)』をみても、品川区が東京都内でも高い水準で雇用を生み出していることがわかります。
注目すべきは女性の就業率。全国の67.40%と比較しても、品川は75.60%と非常に高い水準を保っています(東京都は69.30%)。品川は1998年以降人口が増加しており、かつ、「年少人口」(0~14歳)も増加していることから、子育て世代にとってもよい環境を整えていることが影響しているのでしょう。
2024年の新駅開設で、品川はさらに新しいステージに
交通の利便性の高さにより発展に拍車がかかった品川ですが、2024年にはさらにもうひとつ、JR東日本による「品川新駅」の開業が予定されています(2020年暫定開業を予定)。場所は、山手線品川駅と田町駅の間。現在のJR品川車両基地跡地内です。設計作業は2014年より開始。駅と街との一体化をめざした空間創りが進められているのです。
参考:JR東日本ホームページ
https://www.jreast.co.jp/
『品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要について』
働く人、住む人、育てる人、育つ人。それぞれを街全体がフォローすることで、品川はさらに新しい未来への道を模索できるのではないでしょうか。国際都市としての品川の発展にも注目していきたいですね。
利便性の高い品川エリアにて、サーブコープではレンタルオフィスの提供を行っております。快適な通勤・出張を実感していただけるでしょう。ぜひ、気軽にご見学を。
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