【2023年】社会人の夏休みをどう過ごす?トレンドも取り入れたおすすめの過ごし方6選
企業の働き方改革が進み、夏の長期休暇も取得しやすくなってきました。社会人にとっても待ち遠しい夏休み。しかも2023年はコロナ禍を経て4年ぶりの「行動制限なし」とあって、プランに悩みつつも楽しみにしている人が多いことでしょう。
今回は、社会人の夏休みの過ごし方でおすすめのアイデアを、アウトドア派、インドア派に分けて、最新トレンドを取り入れながら提案していきます。
2023年の夏休み、3つのキーワードとは?
2023年5月、行動制限のほとんどが撤廃されました。これにより、全国の祭りや大型イベントが4年ぶりに通常開催されてにぎわっています。
大いに盛り上がりたい2023年の夏。しかし、4年前とは違う点がいくつかあります。
予算は少し多め
今まで自由に旅行や外出ができなかった分、予算には余裕があり、多くの人が、2023年の夏休みは少し贅沢にお金を使ってもいいと考えていますただし、プラン選びには妥協せず、コスパも重視する傾向です。
旅行大手JTBは2023年の夏の国内旅行は一人あたりの平均費用が4万円で、過去最高(1996年の調査開始以降で)になるとの見通しを発表しました。※ 1
※1参照:JTBニュースルーム「2023年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向」
好みが二極化
コロナ禍では一人で行動する“ソロ活”や家族で過ごすことが一般化して「こっちの方が気楽でいいかも」と気付いた人もいます。一方で、人が集まるイベントや海外旅行が好きな人は今年こそと、夏のリベンジ消費に意欲的。外か内か、仲間同士か一人かなど、人それぞれの好みがはっきり分かれています。
体験は狭く深く
「広く浅く」ではなく、「狭く深く」が好まれています。”推し活“が肯定され、誰でも自分なりの興味や楽しみを追求しやすくなりました。たとえば旅行なら、一般的な観光スポットをめぐるのではなく、昭和レトロな喫茶店めぐりや旅先で走る「旅ラン」など、それぞれのスタイルで旅します。
このように、「自分らしく楽しく夏休みを過ごしたい」と思う人が増えているようです。
社会人の夏休みにおすすめの過ごし方6選を紹介!
大人の夏休みを満喫できる過ごし方のアイデアを、アウトドア派とインドア派とに分けて紹介します。
アウトドア派の夏休みの過ごし方
1. 「長期滞在」の旅行で新たな体験を
日本人は欧米人と比べて滞在型の旅が苦手といわれてきましたが、コロナ禍でホテルが長期滞在プランを提供したことも契機となり、長期滞在する旅が注目されています。
海外旅行なら、海辺のリゾートホテルでゆったり過ごす姿がまず思い浮かびますが、1週間あれば、ローマやニューヨーク、ソウルや台北などの都市をじっくり体験して、人との交流も楽しむことができます。意欲があれば、社会人向けの短期留学も可能。語学はもちろん、アートや手芸を学ぶプログラムもあります。
国内旅行でも、地方都市、温泉、海や山のリゾートなどで同じ場所に5日以上滞在するプランが増えています。地域の環境や文化を守りながら地域のコミュニティに参加できるエコツーリズム、ライセンス取得から始めるスキューバダイビングなど、特別な体験が可能です。東京や大阪など大都市に滞在して、ホテルライフと気ままな街歩きを堪能するのもおすすめです。
国内のホテルでは長期宿泊割引を提供しているところもあります。多くの時間を移動に使ってしまう短期旅行より、長期滞在の旅の満足度は高く、コスパにもすぐれているかもしれません。
2. 一人でもグループでもOK!非日常体験
夏休み期間を利用して、いつもと違う体験をしてみることもおすすめです。一人でふらっと、または家族や仲間同士でも行ける、以下のようなプランはいかがでしょうか。
工場夜景クルーズ
川崎や横浜工業地帯、堺泉北工場地帯などを海から眺める工場夜景見学。幻想的で迫力ある光景が人気です。
セルフ写真館
韓国発のサービス。プロ仕様のスタジオと機材で写真を自撮りできます。プロのフォトグラファーに撮影してもらうよりもリーズナブルで手軽なのが魅力です。
「花火観覧」「果物狩り」「ワイナリー見学」など各種のバスツアー
車を持っていなくてもあらゆる場所を訪れることができるバスツアー。種類が豊富で、直前でも予約が取りやすく、価格もリーズナブルです。行先お任せでお値打ち価格の「ミステリーツアー」も人気です。
イベントのサブスク
月額料金だけで各種のコンサート、スポーツイベント、展覧会などに参加できるサブスクリプションサービスが拡大中です。今までにない体験ができ、新たな趣味を見つけるきっかけにもなると好評です。
3. 大学などで学びを体験
これからの社会人にとって、学び直す「リカレント」や新たなスキルを学ぶ「リスキリング」が必須とされています。とはいえ、夏休みに学ぶなら自分の興味や楽しさも重視したいところです。
そこでおすすめなのが、大学の社会人向け講座です。無料で参加できる1回限りの講座から、語学や会計などの実用的な講座、ハイレベルでアカデミックなプログラムまで、バリエーションは豊富です。夏期は学生がいない校舎に通える機会も多く、学食やキャンパスの雰囲気を楽しめて、新たな人脈作りにも有効です。対面参加以外にオンライン参加の講座もあり、選択肢は豊富です。
大学以外では、企業が提供するプログラムがあります。たとえばAppleでは「Today at Apple」という無料の講座を開催しています。各地のAppleストアでビデオやプログラミングを学べます。
ここまで3つのアウトドアでの過ごし方を紹介しました。
そのほか、夏のアウトドアの定番としては以下があります。やっぱりこれらも外せません。
- スポーツ/スポーツをする、スポーツを観戦する
- イベント/夏祭り、花火大会、フェスなどイベント参加
- 山でのアクティビティ/サイクリング、ツーリング、釣り、登山、キャンプ
インドア派の夏休みの過ごし方
4. 料理が苦手な人も調理家電で再チャレンジ
おしゃれで機能性にもすぐれた調理家電がヒットしています。最近の調理家電は高度な制御により「誰でもおいしく作れる」ことが特徴。有名になったオーブントースターや電気圧力鍋はさらに進化して何通りもの使い方ができるので、いろいろ試したくなります。
調理家電を買わない場合でも、夏休みに改めて料理に取り組むなら、切れ味のよい包丁や焦げ付かないフライパンなど基本の道具はよいものを揃えてから始めることがおすすめです。家電やよい道具が調理の作業を快適にしてくれて、味や見栄えもアップします。
5. 室内や家具のDIYで気分一新
DIYは作業を楽しみながら節約ができ、部屋もリフレッシュできるアクティビティ。まずおすすめしたいのは、壁の塗装です。ペンキを塗る作業は楽しくて気分転換になります。壁紙の上に塗装できる水性塗料もあります。ほかに、タイルで装飾する方法もあります。塗料やタイルなどDIY向きの豊富な素材が市販されているので、ホームセンターに行くかネットで探しましょう。いきなり壁塗装を手掛けるのは不安という人は、椅子やテーブルなど家具の塗装からやってみることがおすすめです。
このほか、空きスペースにちょうど納まる棚を作ったり、グリーンを飾るスタンドを作ったりと、自分好みのインテリアを実現できます。
6. 投資を学び、NISAなどで資産運用を始める
将来のためにお金を準備したいという方は、少額からの投資を始めてみるといいかもしれません。投資を始めるためには知識が必要なので、夏休み期間を利用して書籍で勉強するか、証券会社が実施している無料セミナーを受講してみることがおすすめです。
リスクとリターンについて理解できたら、非課税枠のNISAで始めましょう。初心者は「つみたてNISA」の口座を開設して、毎月数千円~数万円程度積み立てるのが一般的です。
NISAの制度は2024年から新NISAに変わります。2023年時点でNISAを初めておくことは、非課税投資枠が40万円増やせるメリットがあります。※2
※2参照:金融庁ホームページ「NISAとは?」
ここまで3つのインドア派の過ごし方を紹介しました。ほかにも以下のような選択肢があります。
- マンガ、読書
- 映画や動画鑑賞
- ゲーム
- 楽器を習う、演奏する
大人の夏休みの過ごし方
大人の夏休みの過ごし方のアイデアをいくつか紹介しました。大事なことは大いに楽しんで、身も心もリフレッシュすること。自分らしく過ごして、価値ある休暇にしてください。
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