【ビジネスパーソン男女300人に聞いた!】ビジネスの勝負服(アイテム)を教えて!
デキるビジネスパーソンであれば、見た目も大切にしたいもの。初対面の第一印象は、なんと6~7秒で決まると言われています。これは「メラヴィアンの法則」と呼ばれる概念で、米UCLA大学の心理学者メラヴィアン博士が提唱したものです。商談やプレゼンなどは、相手から好感を持たれなくては、うまくいくものもいきません。取引先の人から「デキる人だな」と思われる格好や持ち物にこだわっているビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。そこで、勝負アイテムのある30歳~49歳のビジネスパーソン300名(男女各150名)に、そのアイテムと理由を聞きました。
勝負服のこだわりは、仕事へのゲン担ぎ!?
勝負アイテムを持っていると回答した人の職種で一番多かったのは「営業・販売」18.3%。「営業事務」13.7%も含めると32.0%と、自社の商品・技術・サービスなどを社外の人に知らせる仕事である営業職には、勝負アイテムにこだわりのある人が多いことがわかります。営業職についで多かったのは「研究・開発・技術者」17.0%。商品の販売や開発に関わる職種はとくに、ゲン担ぎ的意味合いで勝負服を持っているのかもしれませんね。
ビジネスの勝負アイテムは、男女ともに「スーツ」だった!
そこで、ビジネスパーソンは何を勝負アイテムにしているのか聞いたところ、男女ともに「スーツ」と答えた人が40%以上と最も多いことがわかりました。
他にも、男性は「ネクタイ」が22.7%、女性は「ピアス/イヤリング」「ネックレス」「ブレスレット」の合計が18.6%にのぼるなど、見た目に気を遣っている人が多いようです。
勝負アイテムの値段は、男女で大きく異なることがわかった!
さらに、勝負アイテムの値段を聞いてきました。おもしろいのは、男女によって1番多い価格帯が大きく異なること。男性では、「5万円以上~10万円未満」(24.0%)、女性では「1万円以上~3万円未満」(26.0%)という回答でした。女性に比べて、男性のビジネスファッションはアイテム数も少なく、こだわりのアイテムには価格帯が高いものを選びがちであることがわかりました。
少し高級感があるから(男性/48歳/営業・販売)
オーダーメイドで奮発したから(女性/ 34歳/広報・広告・デザイン)
大事な方からいただいたので(女性/43歳/財務・経理)
長年探し求めていた靴なので(男性/47歳/財務・経理)
親の形見だから(男性/49歳/管理職)
赤色のトランクスが気合い入るから(男性/33歳/営業事務)
妻にプレゼントしてもらったから(男性/40歳/公務員)
初任給1ヶ月分で愛着があるから(女性/39歳/その他)
験がよく、プレゼンなどが成功するから(女性/33歳/総務・人事)
パワーストーンのブレスレット。どうしても勝負に勝ちたい思いで購入したから(男性/45歳/営業・販売)
<最も成功した仕事のエピソード>
商談が成立した(男性/48歳/営業・販売)
柄がユニークでカッコいいと取引先から褒められた(男性/38歳/研究・開発・技術者)
大きい受注工事の請負に成功して、 自分の立場もステップアップした(男性/40歳/財務・経理)
仕事先の女性に告白された(男性/49歳/会社経営・役員)
バイヤーが同じ時計を付けていて話が盛り上がり契約に至った(男性/37歳/営業・販売)
転職の面接に合格した(女性/34歳/企画・マーケティング)
昇進試験の時には毎回付けている。毎回、試験に受かっているので幸運のアイテムだと思っている(女性/44歳/公務員)
勝負アイテムは、おまじないのようなもの?!
チャンスをものにするために日々努力しているビジネスパーソンにとって、勝負アイテムはここぞという時の相棒にもなります。スポーツ選手が勝負服や勝負飯、勝負曲にこだわる理由と同じです。最近では、東京都の小池百合子都知事の勝負カラーであるグリーンが話題になりました。
これを身につけていれば絶対に大丈夫! そう思えるようなビジネスアイテムを手に入れることで、緊張をほぐし、自信を持ってビジネスチャンスに挑めるかもしれませんね。
【調査概要】
調査タイトル:生活に関するアンケート
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年9月16日~9月21日
調査対象:30歳~49歳の社会人300名(男女各150名)