地方移住を体験できる!「青森ITワーク調査モニターツアー2017」
人口減少が見込まれる都道府県では、IT従事者のUJIターン推進を図る活動が盛んに行われており、青森県では、場所に左右されず仕事ができるIT企業の誘致や、短期・長期滞在者、定住者を増やすための調査モニターツアーを開催するなど、さまざまな施策を実施しています。今回は、そんな青森県が行う施策の1つ「青森ITワーク調査モニターツアー2017」をご紹介します。
青森ITワーク調査モニターツアー2017とは
青森ITワーク調査モニターツアー現地までの交通費や宿泊費、県が用意したコワーキングスペースの利用料金など、基本的な参加費は無料です(ツアー中の食事や移動費は実費)。
青森ITワーク調査モニターツアー2017の過ごし方
ライターや文筆家やプログラマー、イラストレーターなど、さまざまな職業の方が参加しており、ツアー期間中、参加者の行動は基本的に自由で、コワーキングスペースや宿泊先、もしくは自分で選んだカフェや公園など、好きな場所で仕事をしています。個人でレンタカーや公共機関を手配し、行動することも可能。また、現地に住んでいるサポートスタッフに、おすすめの飲食店を紹介してもらったり、移動補助を受けたりと、青森の魅力を感じることができます。
本ツアーは、青森の地元関係者とツアー参加者の交流によって、ビジネスの機会創出も期待されており、ツアー期間中に地元関係者との交流や情報交換の場も。食事をしながら、自分の事業についてプレゼンテーションする機会があり、具体的な仕事の受注にまで至った参加者もいるそうです。
また、本ツアーを通して参加者が感じた青森の魅力は、ハッシュタグ「#aomoriitwork」を利用し、TwitterやInstagramで情報発信されました。青森の自治体や参加者同士で情報を拡散し合ったり、非参加者とコメント欄で情報交換が行われたりと、SNSを通した情報発信は、青森の魅力がより多くの人々に広がるきっかけとなりました。
参加者からは「都心から環境を変え、地方を選ぶことで同業の先駆者になれると実感した」「普段の生活圏とは違った時間の流れに身をおくことで、今後の生活スタイルを考えるきっかけになった」「働く場所や住む場所は都心にこだわらずとも、地方にいながらできる仕事があると実感できた」などの声が上がっていました。
地方と都心、地方と地方など、場所にとらわれない働き方が推進されていく
青森県以外にも、宮崎県や鹿児島県など、フリーランスやIT企業の誘致に力を入れている都道府県は増えています。今回ご紹介した「青森ITワーク調査モニターツアー2017」などのイベントを通じて、拠点の移動や移住など、場所にとらわれない柔軟な働き方が推進されていくと考えられます。
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