基本を押さえる!Web担当者なら取得したい、Webマーケティング関連の資格5選
SNSの企業アカウントやWebサイトなど、Web上での情報発信がビジネスに大きく影響を与える現代。Webマーケティングの重要度は増し、スキルの証明となるWebマーケティング関連資格が注目を集めるとともに、その数は増加しています。そのような中、Webマーケティング関連の資格取得に興味はあるがどの資格が良いのかわからない、という人も少なくないのでは。今回はWebマーケティング関連資格を各分野から厳選して5つご紹介します。
目次
- ネットマーケティング検定
- WACAウェブ解析士
- ネットショップ実務士
- Google AdWords認定資格
- Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル
1.ネットマーケティング検定
2012年から始まった新しい検定試験です。一般企業のWEB担当者の受験を想定しています。評価項目は「ファシリテート能力」「Webに関する知識や技術」「ネットマーケティングに関する知識」「経営戦略と連動したWebブランディング能力」と、Webマーケティングの全般的なスキルが求められます。
■主催:株式会社サーティファイ WEB利用・技術認定委員会
■費用:受験料 5,800円(税込)
https://www.sikaku.gr.jp/nm/summary.html
2.WACAウェブ解析士
アクセス解析などのデータを元にPlan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)といったPDCAサイクルに沿ってWebサイトを運用し、これを事業の成果に結びつける能力を身につける試験です。「ウェブ解析」について体系的な理解が必要です。Webマーケティング関連資格の中では名の知られた存在です。
■主催:一般社団法人ウェブ解析士協会
■費用:
初級ウェブ解析士 32,400円(税込)/試験費用+公式テキスト
上級ウェブ解析士 86,400円(税込)/受講・試験費用+認定料
ウェブ解析士マスター 324,000円(税込)/試験費用+認定料
3.ネットショップ実務士
特にネットショップ/ECサイトへフォーカスしたスキルについて認定します。このためWebマーケティング外の知識も試験の範囲に含まれます。ネットショップに関わる方にはお馴染みの資格です。5つのレベルがあり、レベル3以上では職種に特化したより専門的な経験や企画、経営の能力が必要となります。
■主催:一般財団法人ネットショップ能力認定機構
■費用:
<レベル1> 6,500円(税込)
<レベル2> 7,500円(税込)
※試験は公式テキストから出題
4.Google AdWords認定資格 / 5.Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル
Webマーケティングの実践において欠かせない施策が検索連動型広告・ディスプレイ広告です。現在はGoogleとYahoo!の2社のいずれもがその運用や販売に関わる方へ向けて認定資格を設定しています。
「Google AdWords認定資格」は6分野に分けられていて無料、「Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル」はレベルで2段階に分かれていて有料ですが、SEMとして広告を考える上ではいずれも取得したいものです。
Google AdWords 認定資格
■主催:Google
■費用:無料(ただしGoogle Partnersの取得が必要)
https://support.google.com/partners/answer/3154326
Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験
■主催:ヤフー株式会社
■費用:7,179円(税込)
https://marketing.yahoo.co.jp/service/promo/professional/
スキルを証明するには実績が一番ですが、スキルとはなかなか表に出しづらいものでもあります。そういった表しづらいスキルを客観的に証明してくれるのが資格です。また、資格を取ることは自信にもつながります。ご自身の分野や職務、スキルに合わせて資格を取りましょう。
ちなみに、多くのWebマーケティング関連資格には資格有効期限が設定されており、更新することによってスキルがアップデートされている証明にもなります。変化の早いWebマーケティングの資格は取得するだけでなく、定期的な更新や再認定もまた重要です。資格を保持することで、スキルはさらに磨かかれることでしょう。