“お客様とお会いできる機会が増えたため私たちの熱意も伝えやすく、販路が広がりつつあります。東京にオフィスを置いて、とてもプラスに動いていると感じています。”
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東京都によると、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催が決まった2013年から大会10年後の2030年までの18年間で、経済効果は全国で約32兆3千億円、うち都内が約6割の約20兆4千億円と試算されています。地方に本社を置く企業がさらなる成長をのぞむ場合、規模が大きい東京のマーケットは無視できないでしょう。
今回は、佐賀県に本社があるサンポー食品株式会社をご紹介します。東京オフィス開設の経費を最小限に抑えるため、2017年7月にサーブコープの汐留芝離宮ビルディング拠点に東京オフィスを開設し、現在、東京オフィスからは社員2名で販路を拡大し続けています。サンポー食品株式会社の営業部課長 岩下かよ子様に、東京オフィスの活用方法を伺いました。
“お客様とお会いできる機会が増えたため私たちの熱意も伝えやすく、販路が広がりつつあります。東京にオフィスを置いて、とてもプラスに動いていると感じています。”
私たちは、九州の佐賀県に本社を構える、即席麺と呼ばれるカップ麺や棒状ラーメン、干し中華麺というストレート麺、および乾麺の製造卸、販売をしている会社です。今年で創業97年を迎えました。なかでも発売して40年になるロングセラー「焼豚ラーメン」は、九州在住の方なら一度は食べたことがある、お馴染みの商品。地元の方々に愛される商品を作り続けています。
弊社の社長に2つの考えがあったため、東京オフィスが開設されました。
一つは、「もっと活躍の場を広げたい」ということ。本社のある九州のみならず、全国、さらには海外まで販路を広げて、活躍の場を広げたいという社長の思いがあります。
もう一つは、九州だけで販売していたのでは、人口減少に伴って販路が縮小してしまいます。そこで目指したのは、本州のなかでも東京。販路拡大を目指して、東京にオフィスを置くことになりました。
2017年7月に開設したばかりですが、非常に快適に仕事ができる環境が整いました。お客様にはオフィスのある汐留芝離宮ビルディングにお越しいただいて、お話を伺ったり、打ち合わせをしたりしています。お客様とお会いできる機会が増えたため私たちの熱意も伝えやすく、販路が広がりつつあります。東京にオフィスを置いて、とてもプラスに動いていると感じています。
現在、私を含めて2名で業務を行っています。平日はホテル住まいをし、週末は九州に戻るという生活をしています。東京では、販路を広げるために、業者に対するアプローチやPR活動を行ったり、スーパーやディスカウントストアなど食品を置いているお店、企業に対して営業活動をしています。
もう一つは、企画営業。東京の会社と一緒に戦略を立案・策定する機会も増えました。たとえば、今までは九州フェアなど期間限定で弊社の商品を販売していたお店にご提案し、期間を設けずに商品を販売いただく事例も増えています。そのおかげで、SNSで地元の懐かしい味として「焼豚ラーメン」を投稿してくださる方も増えていて、お客様にもよろこんでいただけていると感じています。私たちが東京オフィスで頑張っていることで、懐かしい地元の味がより多くの方に届けられるようになったのだなあと。
まずは営業先のお客様のことを考えて、どこにでもアクセスしやすい場所という点から、汐留を選びました。本社から羽田空港に着いた時にも便利な場所ですしね。そして、サーブコープのスタッフみなさんの対応がすごく良かったという点もあります。みなさんすごく明るくて、気持ちが良いです。
"人件費をなるべく抑えて、最大限の成果を出せるオフィスを選択”
例えば、仕事でちょっとしんどいと思っている時も、オフィスに戻れば「おかえりなさい」いうサーブコープスタッフの明るい声で元気づけられて、励みになっています。また、電話応対も丁寧で、私たちのお客様から「対応が良い方が電話に出られるね」とおっしゃっていただくことも多く、その点でも助かっています。常に私たちのスタッフの一人として対応いただけることが、サーブコープを選んだ大きな理由の一つです。
東京オフィスの社員がまだ少ないので、私たちの仕事が極力増えないように気をつけました。営業活動の一環として、サンプルをお客様に送る作業などもあるのですが、私たちができない時に手伝ってもらえるスタッフがいる環境がベストだったので、そういったサービスがあるオフィスを検討しました。人件費をなるべく抑えて、最大限の成果を出せるオフィス選びですね。
賃貸のオフィスは、経費面の問題もあり、初めから検討していませんでした。レンタルオフィスのなかでも、サーブコープの場合は使った分だけ料金を支払えばいいので、経費が見えやすく、会社側に説明しやすいので助かっています。
このオフィスは、商談やミーティングのほかに、商談で使う大量の試食サンプルを置かせてもらっています。私たちの商品は、カップラーメン約20種類、棒状ラーメン約10種類があり、そのほかにもスーパーなどのプライベートブランドも開発しているので、サンプルの種類や数が多いのです。カップラーメンは1年間で1万食が開発されている非常に競争が激しい業界なので、私たちも波に乗り遅れてはいけません。東京という日本の中心に事務所を構えることで、世の中のニーズに合った商品を作り、業務拡大につなげています。開発メンバーも、東京に来てはラーメン店を1日6店舗ぐらい回って、市場調査をしています。
2017年の春に、社長から東京に進出しようという話がありました。それなら、お客様に信頼してもらえるよう、東京にオフィスも必要です。そこから私ともう一人のメンバーで、ひたすらオフィスを探す日々。たまたまネットでサーブコープを見つけて、見学に行ったのが5月末頃でした。そのあとはスピーディーに決まって、7月には入居が完了していました。
5、6ヶ所ほかのレンタルオフィスを見学したのですが、最初にサーブコープの汐留芝離宮ビルディング拠点を見学した際、スタッフの方に非常に迅速で的確な対応をしていただき、実は心の中ではココだと決めていたほど。ほかのスタッフの方の明るさと丁寧さにも感動して、すぐに部長を呼んで決めました。「こんなことができますよ」と教えてくれたり、「何かお困りのことはありませんか?」と声をかけてくださったり、とにかくスタッフの方が熱心で丁寧だったことに心を打たれました。
電話の応対とメッセージサービスです。あとは簡単な秘書業務で、サンプルを送ってもらったり、お客様の接客をしてもらったりしています。本当に素晴らしい対応をしていただいていて、もっと仕事をお願いしたいなと思っているところです。
例えば、商品の取り扱いが決定すると、登録業務があり、登録用紙を作らなければなりません。その作業が非常に細かくて、外出の合間にできるような業務ではないので、今後はそういった作業も秘書さんにお願いしたいと考えています。私たちが抱えている内勤業務をサーブコープの秘書さんにサポートいただきたいです。そうすれば、私たちももっと幅広く営業活動ができます。
“それぞれがプロの対応で、気持ちよく接してくださいます。チラシに私たちの商品を見つけた時には写真を見せてくれたり、仲間意識を強く持っていただいて、本当に私たちのことを思ってくれていると感じます。”
やはりスタッフのみなさんでしょうか。それぞれがプロの対応で、気持ちよく接してくださいます。チラシに私たちの商品を見つけた時には写真を見せてくれたり、仲間意識を強く持っていただいて、本当に私たちのことを思ってくれていると感じます。
営業活動をしていて、今後販路を広げたい、私たちのような企業におすすめです。営業職は、士気を上げる環境も重要ですから。営業活動を広げるために、東京に支社を置きたい企業にもぴったりだと思います。
サーブコープのオフィスは即日入居できますし、経費は使った分だけで見やすく、売り上げに対する経費率を算出しやすいです。また、サーブコープであれば、優秀なスタッフが常駐しており、安心して仕事を任せられますよ。